■「練習通りにはいかないです」 ポロリ連発に一喜一憂

集中を切らさずロッドを振り続けるmatsurikoさん。疲れないか、こっちが心配になってきます

 その後しばらく反応がいい時間が続きました。ドラグがかかったフライに追い縋ってきたり、ピックアップ寸前に飛び出してきたり……。そのたびに一喜一憂する姿が微笑ましい。

 掛けてからネットインするまでも難しいのもフライフィッシングです。足場が悪かったり、木の枝が邪魔だったりと練習通りにはなかなかいきません。安全面からもバーブレスフックを使用しているのもあり、少しでもテンションが抜けると元気なイワナたちはポロリとフックから外れて流れに帰っていきます。バラした悔しさを露わにしながら、飽くことなく釣り上がっていきました。

ロッドの先に止まりたがるトンボたち。アキアカネかな

 けっきょく釣果としては一匹でした。しかし集中力を切らすことなく、目を輝かせながら最後まで釣りを続けたmatsurikoさんは、フライフィッシング沼? 渓? にどっぷりとハマってしまったようでした。