■最後はシンプルなコーンごはん
最後はシンプルに、コーン缶の炊きこみごはんをご紹介しよう。
チョイスしたコーン缶は、はごろもフーズ「北海道産シャキッと! とうもろこし」である。この缶詰はドライパックという製法で作られており、コーンに含まれている水分を加熱して調理している。なので、缶の中にはコーンと、コーンから出た少量の水分しか入っていない。つまり、コーンが水に浸かっていないから、皮にパリッとした食感が残っているのだ。
また、味付けは塩のみで、砂糖は不使用だ。
■酒で旨味をプラス
コーン缶の炊きこみごはんの材料もミニマルである。
コーン缶(90g)1缶に対して米1合、水が約210ml。それに酒大さじ1と塩小さじ1/2だ。酒は旨味を増すためのもので、塩は味の輪郭をはっきりさせるため。コーン缶を使う炊きこみごはんは、塩気がちょっと強めのほうがおいしいと思う。
■手をかけた料理の赴き
炊き上がりは、かくのごとし。
酒を加えたおかげで香りに丸みがあり、きちんと手をかけた料理のような趣がある。
コーンとごはんを混ぜてからいただくと、甘みのなかに塩気がしっかり感じられて心地良い。ごはんにもコーンの香りが移っており、それでいて新米らしい清澄な味が味わえた。
今回作った缶詰の炊きこみごはんは、炊きたてはもちろんのこと、時間が経ったものでもおいしかった。なので、食べきれなかった分はおむすびにしたり、熱い茶を注いでお茶漬けにしたりと、翌朝のメニューに回すのもおすすめであります。
<使用した缶詰情報>
ニッスイ「貝柱ほぐし身70g」
伊藤食品「あいこちゃん 金のまぐろ油漬70g」
はごろもフーズ「北海道産シャキッと! とうもろこし90g」