先日、友人が「なにを食べれば健康にいいのかわからん!」と嘆いていた。

 たしかに、SNSやメディアでは“健康にいいスーパーフード”なるものが毎日のように紹介されている。けれど、じつは身近にある2つの食材を組み合わせるだけで、栄養バランスをグッと高めることができる。

 その食材とは、ブロッコリーとサバ缶であります。今回は、ブロッコリーの驚くべき健康効果と、サバ缶と合わせるべき理由について詳しく解説しますぞ!

■ブロッコリーの圧倒的な栄養価

新鮮なブロッコリーは炙るだけでウマし

 ブロッコリーが健康にいいとされる理由は、ビタミン、ミネラル、食物繊維、そして強力な抗酸化物質が凝縮されているからだ。

 「ビタミンC」の含有量はレモンを上回るとされ、骨の形成に役立ち、ケガをした際に血液を凝固させる「ビタミンK」はキャベツの約2倍。細胞の再生を助ける「葉酸」も豊富だから、“野菜の王様”という称号は伊達ではない。

■ブロッコリーを語るうえで外せないファイトケミカル

茎ブロッコリーの栄養価は普通のブロッコリーと同等

 また、ブロッコリーを語るうえで外せないのが「ファイトケミカル」だ。

 ファイトケミカルとは、紫外線や虫などの外的ストレスから身を守るために植物が生み出す成分のこと。ブロッコリーに多く含まれているこの成分が体内に入ると、活性酸素によるダメージを抑え、細胞の老化を防ぐ働きが期待できるのだ。さらに、肝臓の解毒機能をサポートするというから、お酒大好き人間(ぼくのこと)にとってありがた〜い成分であります。

■ビタミンKを効率よく摂れる理由

umios(旧マルハニチロ)の月花さばトマト煮。運ぶ間に縁がヘコんだが、中身に影響なし

 そんな野菜の王様・ブロッコリーに合わせるべき缶詰は、ずばりサバ缶である。それも、近年増えてきたトマト味のサバ缶ならモアベターだ。

 ブロッコリーに含まれているビタミンKは、脂に溶けやすい性質を持つ。ゆえに脂質と一緒に摂取すれば吸収されやすくなる。

 どうせ摂取するなら高機能の脂がいい。そこで注目したいのが、サバ缶にたっぷり入っているEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)。血中脂質の改善や脳の活性化を助けることで知られる脂肪酸だから、これを利用しない手はない。