■王道のツナ缶炊きこみごはん
お次は、王道とも言えるツナ缶を使った炊きこみごはんだ。
ツナ缶には油漬けと水煮、野菜スープ煮の3種類があるが、炊きこみごはんに使うなら油漬け一択である。水煮や野菜スープ煮よりも、味に厚みとコクがあるからだ。
で、今回チョイスしたツナ缶は伊藤食品「あいこちゃん 金のまぐろ油漬」。フレークタイプだが、肉のほぐし方が粗いので、噛むとマグロの旨味がにじみ出る感覚がある。
■薬味はミョウガ&青ジソ
ツナ缶の炊きこみごはんの材料は、米1合に薄口しょう油大さじ1、薬味としてミョウガ1本と青ジソ4枚を使う。
なお、ミョウガと青ジソは刻んでから水に10秒さらし、エグミを抜いてから使うのがおすすめであります。
■ツナ缶の油には水分も含まれている
ちなみに、油漬けのツナ缶といっても、なかに入っている液体(缶汁)はすべて油というわけじゃない。ツナの身肉に含まれている水分があるし、今回チョイスした「あいこちゃん 金のまぐろ油漬」には野菜スープも含まれている。炊飯するときには、缶汁も残さず使ったほうが絶対においしい。
ということで、炊飯時の水量は、缶汁分と薄口しょう油大さじ1(15ml)が加わることを考慮して計算しよう。
■底のほうのごはんがヤバい
ツナ缶の炊きこみごはんは、フタを開けた瞬間の香りが最高であることを再確認した。加熱された魚肉の匂い。クッカーの底でちょっと焦げたしょう油の匂い。それらと炊きたての米が織りなす香ばしい匂いがたまらないのだ。
味ももちろん素晴らしくて、ツナの旨味が混ざったしょう油の味が、ごはんの粒全域に浸透している。さらにクッカーの底のほうのごはんが、もうヤバい。缶汁としょう油の混合液が沈殿したようで、底のほうのごはんは味が濃く、油でコーティングされてキラキラ輝いているのだ。ミョウガと青ジソで舌をリセットしつつ、1合を完食してしまった。