◼️最上級の紀州南高梅を使用

皮はいかにも薄そう

 梅干缶の原料は、紀州南高梅の最上級「A級」の梅干しである。A級は皮が薄く、色合いや形が美しいものが選ばれるそうで、確かにこの梅干缶の梅干しも皮がさっくりちぎれ、中から出てくる果肉はきめ細かい。

 塩分濃度は6%の減塩タイプで、塩気は控えめ。それでいて甘酸っぱさはしっかり味わえるから、缶詰になっていてもちゃんと本物の梅干しなのである。

■缶から器に移すだけの秒速メニュー

こまちがゆは冷たくてもおいしい

 さあ、そんな缶入りのおかゆ&梅干しを使って、胃に優しいキャンプ朝ご飯を作ってみよう。

 なに、作るといっても缶のフタを開け、中身を器に移せば、ほぼ出来上がりという秒速メニューだ。寒い時期ならおかゆを温めたいところだけど、暑い時期ならそのままでOK。こまちがゆは、味にミネラル感があるので、冷たくてもおいしく食べられる。

 他にお好みで、青ジソやカツオ節などを用意しておけば万全である。

■味に変化を付けながら楽しむ

素朴な和食もまた良し

 かくのごとし。

 ゴージャスなホットサンドやパンケーキの朝食も良いけど、こんな素朴な和食もまた、良いものだと思う。梅干しをちょいとかじって口の中を甘酸っぱくしておき、そこに白がゆをひと口。合間にカツオ節の旨味やら、青ジソの爽やかさを足したりして、味に変化を付けながら食べるのが楽しい。

缶から直にズボラ食いするのもアリ

 ちなみに、こまち食品工業のある秋田県山本郡三種町は、町内の上水道や簡易水道のすべてを地下水で賄えるほど水が豊かだ。

 その水源は白神山地と出羽山地である。それらの山地に降った雨は、森の土壌に含まれるミネラル分を蓄えつつ、町内にやって来る。こまちがゆも同じ水を使って製造されているから、すっきりした味わいになるわけ。まさにその土地でしか製造できない缶詰なのであります。

 

〈今回の缶詰情報〉

こまち食品工業「こまちがゆ 280g」

こまち食品工業「梅干缶 約80g」