■トマトのリコピンで疲労回復

ブロッコリーは茎も栄養豊富

 また、ブロッコリーとトマト味のサバ缶の組み合わせは、運動習慣のある人にもおすすめだ。

 野菜類としては比較的タンパク質を多く含むブロッコリーに、動物性タンパク質が豊富なサバ缶、さらにトマトに含まれる「リコピン」が加わることで、筋肉を作る材料になるタンパク質が補給でき、かつリコピンの疲労回復効果も見込めるからだ。

 レシピは、ごくシンプルなもので良い。ブロッコリーを食べやすい大きさに切ってクッカーに入れ、サバ缶のトマトソースを注いで火にかけるだけ。もし、缶汁が濃くて煮詰まりそうになったら、大さじ1程度の水を加えよう。

■ブロッコリーに火が通ればOK

サバを入れたら30秒加熱

 ブロッコリーの茎が柔らかくなったら、火の通りは十分であります。あとはサバの身を加えて、30秒ほど煮れば缶成!

 今回使用したumios(旧マルハニチロ)の月花さばトマト煮は、トマトソースがたっぷり入っているうえに味が良い。凝縮した国産トマトを使っているからトマトの旨味が濃く、隠し味に入れたガーリックのおかげで味に深みがあるのだ。

■これぞ缶たん料理!

1缶で2人分が作れる(画像は1人分)

 かくのごとし。絵的に映えるようにと、最後に粉チーズを振りかけたけど、これは不要だったかも。食べてみたら、サバ缶のトマトソースの味だけでブロッコリーまでおいしくなっていた。

 調理時間は、ブロッコリーをカットする手間も含めて、トータルで15分くらいだった。サバ缶は加熱調理済みだし、ブロッコリーも生で食べられる野菜だから、調理時間はごく短くて済む。これぞ“缶たん”料理というものであります。

■いつでも作れるバランス栄養食

トマト味のサバ缶の一例

 トマト味のサバ缶は、umiosのほか、相浦缶詰、極洋、清水食品、タイム缶詰などが手掛けていて、それぞれトマトソースの味に工夫があっておもしろい。トマトの人気は近年上昇しているから、今後もトマト味のサバ缶が増えてくると思われる。

 サバ缶は常温保存できるし、ブロッコリーは通年手に入る。つまり、手軽に栄養を摂れる缶たん料理が、いつでも作れるということであります。

〈今回の情報〉

umios「月花さばトマト煮 200g」