■4層仕込みを体感!
さあ、湯せんが終わったらいよいよ盛りつけだ。フタを開けて最初に出てくるのは、もちろんバスマティライス。この時点でクローブやクミンの香りがぐんぐん立ち昇ってくる。
次に出てくるのが高知県産のブランド鶏「四万十鶏」。カットが大きくて量も多く、具としての存在感があって嬉しい。と同時に、ホール(粒状)のクローブ、コリアンダー、クミン、ブラックペッパーがコロコロ出てくる。他にもパウダースパイスとしてターメリック、パプリカ、スターアニス、シナモン、ナツメグ、オールスパイス、赤唐辛子が使われており、スパイス類の合計は12種類にも及ぶ。
最後に出てくるのがマサラである。食欲をそそる香りが最高潮となり、腹がグーと鳴く。「撮影なんてやってる場合じゃない!」という気分だ。
ということで、缶のなかはマサラ、鶏肉、ホールスパイス、バスマティライスの4層構造になっているのが分かった。製造時にはこれらを1層ずつ缶に詰めていき、最後は調味液(高知県産の天日塩やグリーンレモン汁、ココナッツミルクなど)を注いでからローリエをのせるため、実際は6段階の手間をかけている。
この手間を惜しまない多段構造は、黒潮町缶詰製作所の他の缶詰にも見られるもので、同社の真髄でもあります。
■食物アレルギーの人にも安心
別途に用意してきたパクチーをのせれば、本格的なビリヤニの缶成! バスマティライスはハリのある歯ざわりが心地良く、スパイス類が織りなすマサラは複雑かつ旨味たっぷり。隠し味として高知県産の黒糖が使われており、その作用は甘さではなく旨味となって利いている。四万十鶏は香ばしく、旨味があってじつにウマい。トータルでの出来映えは「素晴らしい」のひと言。
そうそう、肝心なことを忘れていた。黒潮町缶詰製作所は、すべての缶詰で8大アレルゲン(エビ、カニ、クルミ、小麦、ソバ、卵、乳、落花生)を使っていない。なので食物アレルギーの人にもオススメであります。
〈今回の缶詰情報〉
黒潮町缶詰製作所「土佐流ビリヤニ スパイシー&ゴロゴロ四万十鶏183g」