筆者はバイクツーリングを趣味としている。快適なツーリングのためには、季節に応じた服装やアイテム選びが非常に重要だ。しかし、冬は毎年満足な装備を揃えられていなかった。特に、指先の冷えがツラい。

 これまでは、天然ゴム製の防寒手袋を使用していたのだが、しばらく走行していると手のひらに汗をかき、かえって手を冷やしてしまうのだ。じわじわと冷気が手袋を通り抜け、指先の感覚が失われていく。景色を楽しむどころではない。

 そんな悩みを解決してくれたのが、2026年の始めにワークマンでみつけた「イナレムギア防水防寒グローブ」。今回は、筆者の冬のアクティビティを一変させてくれた商品を紹介する。

■手がかじかむ毎日…… コスパ最強の手袋にかえたら、氷点下でのツーリングでもツラくなかった!

手首周りの伸縮素材でフィット感向上

 山間部のツーリングを楽しむことが多い筆者。気温が氷点下になる場所を走ることもしばしばだ。いままでの手指のかじかみ対策としては天然ゴム製防寒手袋とグリップを覆うハンドルカバーのダブル装備。ただこれでは全く十分ではなく、30分ほど経つと痛みすら感じる指先の冷えにいつも苦しんでいた。

 たまらず駆け込んだワークマンでみつけたのが「イナレムギア防水防寒グローブ」。薄手なデザインに不安を感じながらも、税込み2,300円という低価格と、機能面の多様さに惹かれ購入。さっそく手に着けてツーリングに出かけてみると、暖かさに驚愕した。

 日中2時間ほど気温マイナス2℃の中を走ったが、かじかむ感覚はなく、特に透湿性の高さを強く実感した。これまで感じていた、汗で手袋が冷えることによる不快感が少なく、嬉しさすら覚えるほどだ。

 筆者が感動したこの商品、ワークマンならではのコストパフォーマンスの高さを、仕様面からみていこう。

■「イナレムギア防水防寒グローブ」の仕様紹介。快適性を高める3層構造

「イナレムギア防水防寒グローブ」の商品タグに記載された機能性の多様さに惹かれてしまった

 「イナレムギア防水防寒グローブ」の高い快適性能は、ポリエステル製の生地の間に、防水フィルムを挟み込んだ3層構造によって実現されている。高い透湿防水機能をもった独自素材「INAREM(イナレム)」を使用し、外気で冷やされる前に、汗による水分を素早く逃がして、中綿の防寒性能が損なわれないように設計されているのだろう。

 また、手首周りの伸縮素材で、密着感がある点も高評価。立体構造で指周りや手の甲周りに余裕があるが、手袋が手首にしっかりと固定されるので、手を大きく動かしてもズレにくい。生地も柔らかめなので、物を運んだり、バイクの調整をしたりする際も、手袋をつけたまま作業できる。

■快適性が向上する「INAREM(イナレム)」とは? ワークマンの独自技術を解説

ワークマンが独自に開発した機能透湿防水素材「INAREM(イナレム)」により高い耐水性・透湿性を実現

 「イナレムギア防水防寒グローブ」の快適性を支えている高機能素材「INAREM(イナレム)」について詳しく見てみよう。「イナレム」という名称は、透湿性・防水性によりウェア等の内部が「ムレナイ(蒸れない)」ことを示すためにネーミングされたのだろう。

 ワークマンにより独自開発された素材で、「イナレムギア防水防寒グローブ」には耐水圧10,000mm、透湿度は10,000g/平方メートル/24hの性能をもたらしている。水の侵入を防ぎながら、水蒸気を外へ逃がす機能を備えており、今回紹介した「イナレムギア防水防寒グローブ」だけではなく、レインスーツや防水防寒コート、ウォームパンツなどにも使用されている。

 高性能のアイテムが、ワークマンならではの価格で手に入るのは、独自技術があってこそだろう。