■強い燻香が焚き火の匂いとマッチ
フライドポテトに塩をかけたら、あとの作業はごく缶単(簡単の意)。ライ麦パンにクリームチーズを塗り、ニシンを適量のせてからディル、ピンクペッパーを散らせば…… 。
かくのごとし。キッパーヘリングのオープンサンド(北欧風)の缶成! なぜこれが北欧風かと申せば、
1:缶詰が北欧ラトビア製である
2:フィンランドの空港でこんな料理を食べたことがある
というのが理由であります。正確さを追求したわけではなく、あくまでも雰囲気を重視したと思ってください。
今回は北欧ごっこをしたかったので、テントとタープはスウェーデンのヒルバーグ社製を使用。クッカー類も同国のトランギア社製を使って雰囲気を盛り上げた。でも背景は典型的な日本の杉林という喜劇。まあ、それもまた良し。
それにしても、キッパーヘリングは“CAN”Pにふさわしい。世に魚介の燻製缶詰はいくつもあるが、キッパーヘリングの燻香は、薪が燃える匂いと同じなのだ。だから焚き火のそばで食べると匂いがマッチし、体の中と外で自然を満喫できるのであります。
今回のCAN詰情報:
Amanda
「キッパーヘリング」
¥691(参考価格)
190g