神奈川県横須賀市に位置する大楠山(おおぐすやま)は、標高241mと決して高い山ではないが「三浦半島最高峰」として知られている。周辺は自然豊かで、低山ながらも展望が良く、四季折々の植物が楽しめることから「花の百名山」にも選ばれている。
早咲きで知られる河津桜(かわづざくら)が春先にかけて登山口周辺で咲き誇り、特に2月の中下旬にかけて満開の時期を迎える。低山ゆえに冬でも積雪は少なく、登山道の整備も行き届いているので、初心者や家族連れでも安心して登ることができる。
展望の良さとアクセスの良さ、そして自然の美しさがバランスよく詰まった山であり、都心近郊で気軽に自然と触れ合いたい人や、冬期でもハイキングを楽しみたい人にとって理想的なスポットだ。
■大楠山ハイキングコース紹介
●大楠山ハイキング「前田橋コース」入口へのアクセス
車で訪れる場合、横浜横須賀道路の逗子(ずし)IC、または衣笠(きぬがさ)ICからアクセスできる。ただし、登山口周辺の主要道路上には駐車場がないため、車でのアクセスには不向きである。
公共交通機関を利用するなら、JR横須賀線・逗子駅、または京急線・逗子葉山駅からバスで前田橋バス停まで向かうのが一般的。前田橋バス停から登山口までは徒歩15分ほどで、アクセスは非常に良好だ。都心からの所要時間はおよそ1時間半程度で、日帰りハイキングにも適している。
●大楠山ハイキングコース コースタイム
【前田橋バス停から大楠山往復コース】所要時間
前田橋バス停 (0:00)→ 大楠山ハイキングコース入口 (0:15)→ 大楠山レーダー雨量観測所展望台(1:35)→ 大楠山 (1:45)→ 前田橋バス停 (3:15)
歩行距離:約6.7km
累積標高差:登り 404m、下り 404m
合計所要時間:3時間15分