■アマゴ! イワナ! 木漏れ日注ぐ渓で贅沢なひととき
流れに沿ってフライを流すと、小気味よく水面が割れます。まさに秋の荒喰いの様相でした。
何匹かアマゴを釣った後、今度はイワナが好みそうな反転流にフライを漂わせました。2度、3度……。いきなり厳ついイワナがフライに襲いかかりました! 尺にはわずかに足りないですが、なかなかの良型です。野生味あふれる魚体は、艶やかで飴色に染まっていました。
さらにアマゴ、イワナが狙い通りの場所から出てすっかり上機嫌だったのですが、途中からすっかり反応がなくなりました。先ほどまでの好調は時合いだったのでしょうか。少し早いですが、ちょうど退渓しやすい踏み跡を見つけ林道に上がりました。うっすらと差し込む西日が路傍のススキを輝かせていました。