渓流釣りの道具も揃え、キャスティングの練習もした。管理釣り場へ何度か通って、魚を釣る感覚もつかんだ。いよいよ自然の川で、イワナ! ヤマメ! 綺麗な渓流魚を釣るぞ! でも、どこに行ったらいいの……?
いざ渓流釣りを始めるときに悩む(熟練の釣り人でも悩む)のが「川選び」だ。魚の数なのか、サイズなのか、川のせせらぎを聞きながら過ごす時間なのか……。目的は人それぞれだが、魚がいなければ始まらない。たとえボウズ、デコった(※)としても、「そこに魚がいる。釣れるかもしれない」という期待が釣りの時間を充実させてくれる。
※ いずれも魚が一匹も釣れなかったときの表現
釣りに連れて行ってくれる先輩や気前よく釣り場を教えてくれる友人がいればとてもありがたいが、そんな便利な人が身近にいない方が多いだろう。まず、どうやって渓流魚がいる川を探すかを整理してみた。
■まずは漁協のHPをチェック!
多くの内水面(川や湖などの淡水)では釣りをするのには遊漁料が必要だ。行きたい地域の川を管轄する漁協(漁業協同組合)のチェックは基本中の基本。ホームページを用意している漁協がほとんどなので、遊魚料やレギュレーション、ルールなどの情報をチェックしよう! そこにポイントマップも掲載されているはずだ。
漁協の放流ポイントやキャッチ&リリース区間なら間違いないが、放流の時期や水量などのリアルタイムな情報は、SNSにも公表されている場合もある。釣りと同じく、細かい箇所まで入念に調べることができると“おいしい”情報を得られるかも。
■さらにネット検索! 掘るほど情報が出てくる底なし沼
今一番手軽な方法だろう。検索スキルが結果を左右するが、各検索エンジンも進化しているので、以前より欲しい情報をすんなりと表示させることができるのではないだろうか。釣具メーカーやショップなどのHP、ブログやインスタ、YouTube……。情報に溢れている。ただそこから先が問題で、本当に信用できる情報なのかを判断するのは自分自身に委ねられる。
釣りのポイント(場所)に関しては具体的に明かさないようにするのが常なので、ポイントはわかりづらいかもしれないが、少なくとも川の名前と上流〜下流のどこなのかくらいは判断できるだろう。ただし穴場的な川だと、10年以上前の古い情報が出てきたりもする。自然災害や環境の変化によって川の状況、魚の様子は変化するのは当然なので、なるべく新しい情報を仕入れるようにしたい。
■信用度はあるが…… 専門誌やガイドブックなどの出版物!
ネットに比べて信用度は高いが、取材・編集・出版のタイムラグを考えると情報として古くなってしまうのは致し方ない。
ネットも同様だが、「アプローチも楽でいい魚がいっぱい釣れる」そんな夢のようなポイントが本当にあるかどうかは別にして、本当にいい場所は教えたくないものだ。だが、紹介されている以上、少なくとも対象とする渓流魚がいることだけは信用したい。
相手は自然の中で生きる魚だけに、いつでも同じように釣れるという訳ではない。釣れなくても恨まないようにしたい、そう思っている。