■ジェノベーゼ風パスタも簡単!

バジルオイルとバジルペーストが作り出す自然な色

 全体の味付けには、塩、レモン果汁、ガーリック、粉チーズなどが使われている。ガーリックのパンチと粉チーズのコクがあるので、茹でたスパゲッティにソースごと絡めれば、それだけでジェノベーゼ風のパスタが作れるわけだ。

 でも、今回の撮影日はひときわ寒さが厳しかったので、もっと身体が温まりそうなメニューが食べたくなった。そうだ、グラタンにしよう!

■ペンネはあらかじめ水に浸して持参

ペンネが柔らかく煮えたら牛乳を投入

 ショートパスタのペンネを茹で、水分がほぼなくなったところに牛乳を投入。ペンネはあらかじめ水に浸してジップロックに入れておいたので、標準の茹で時間よりも早く茹で上がった。温まった牛乳に市販のホワイトソースの素を溶かし込んで、さらに加熱する。

サバ・バジル缶と焼き野菜を投入

 牛乳が煮詰まってきたら、サバ・バジル缶をソースごと投入。焼いたミニトマトと芽キャベツも加えてさらに加熱し、牛乳がトロッとしたら火からおろす。あとはシュレッドチーズを振りかけて、フタを被せて余熱を通せば……。

■クリスマスに似合う仕上がり

ほどよい焦げ目が付いた

 かくのごとし、サバ・バジル缶のグラタンの缶成であります。今回はスキレットを使ったので、底面や周囲にいい感じの焦げ目が付いた。

 このアレンジは、思ったよりもおいしかった。サバの身はふわっと弾力があって、モチモチした食感になっている。ホワイトソースにはバジルの風味とサバの旨味が溶け込んでおり、かつ魚臭さは感じない。色合いも味もちょっとゴージャスであり、クリスマスに似合いそうな仕上がりになって良かった。

 

〈今回の缶詰情報〉

清水食品「サバ・バジル ジェノベーゼ風140g」