長距離トレイルを歩くための荷物を軽くしたい時や、登山時の万が一の備えとして持っておきたいのが、軽量でコンパクトなシェルターです。
選択肢として考えられるツェルトは、居住空間を確保するためにはロープワークや設営練習でコツを掴んでおく必要があります。また、シュラフカバー状のビビィサックは設営が簡単ですが、居住空間が狭く寝るだけになってしまいます。
そこで、新たな選択肢としてパーゴワークスから登場したのが、「ZENN 2 POLE SHELTER」です。その実力のほどを紹介します。
◼️収納サイズはかなりコンパクト
設営に必要な物は、重量410gの本体、ペグ6本、トレッキングポール2本(105cm~125cmまで対応)です。トレッキングポールは行動中に使えるので、しっかりコンプレッションすれば500mlペットボトル1本分ほどの大きさと重さの本体を持つだけで、居住空間を確保することができるという優れものです。
設営方法は非常に簡単。四隅をペグダウンしてからトレッキングポールをスリーブに差し込み、調整ストラップを引くだけです。私はほぼ初めて触る状態で設営しましたが、簡単に美しく設営することができました。より張力を高めたい時は、トレッキングポールの先もペグダウンするとより安心です。
内部を見てみましょう。
足元はビビィサックのように狭くて低い構造ですが、内蔵ロッドのおかげで高さがあり、寝袋と干渉しにくい設計です。テント内の結露で足先が濡れてしまうことを軽減できそうです。
頭部にはツェルト並みの空間が確保されているので、圧迫感を感じることはありませんでした。座った状態で着替えたり、内部の結露を拭くこともできますし、軽量化した荷物なら中に入れられるくらいのスペースもあります。