■期待のイブニング! 虫よりも魚よりも釣り人多し

日が高くなり釣りをやめたら、暑くなるまで水辺の生き物の観察に力を入れます。カワトンボたちに混ざって希少なアオハダトンボも見かけました
利根川本流と合流する他の支流も見に行ってみました。カワウが数羽いるので、何かしら獲物はいるのでしょう

 日中は川に立つ人の姿をほとんど見かけなかったのですが、夕暮れとともに涼しくなってくるとどこからともなく釣り人が湧いてきます(かく言う筆者もその一人ですが)。

 毎日のように通っているというローカルによると、この日は特別人が多かったようです。当然、釣法は様々です。ルアーフィッシングが一番多く、その次にエサ釣り、そしてフライフィッシャーは、ほとんど見かけませんでした。「もう少しフライフィッシング普及して欲しいな」 そう思いつつ、しばらく観察していましたが、誰の竿も曲がる様子はありませんでした。

川幅が狭まり、緩急の変化に富んだ流れ。残念ながらアタリが一回あっただけでした

 少し移動して昼間に目をつけていた別のポイントへ移動しました。大型のカワゲラが飛んでいる姿はなかなか勇壮で、50代の昆虫少年の心をくすぐります。一度アタリがあって心躍りますが、その後は何もなく暗くなってしまいました。もう少し待てばヒゲナガたちで活気付くのかもしれませんが、岩場、深瀬が連続して足場の悪いところが多いので、大事をとってその場を後にしました。少しまとまった雨が降らない限り、本流の釣りは厳しそうです。