長野県の「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、38年ぶりに更新された新ゴンドラリフトの運行が2024年12月からはじまっている。冬の営業を終え、グリーシーズン営業も2025年4月からすでにスタート。冬とは違った景観が楽しめる、夏の新ゴンドラの乗車とともに、高原レジャーを楽しみに行こう!
■注目のアクティビティ「白馬ジャイアントスウィング」

グリーンシーズンのリゾートの楽しみは、山頂エリアや中腹エリアで体験できるさまざまなアクティビティ。絶景ブランコ「ヤッホー! スウィング presented by にゃんこ大戦争」をはじめ、乗馬アトラクションやマウンテンカートにマウンテンバイクなど、さまざまな楽しみがあるが、近年注目を集めているのが超大型ブランコ「白馬ジャイアントスウィング」だ。
山頂からリフトで少し下った、標高1,100mに広がる「白馬ヒトトキノモリ」という中腹エリアに設置されているこのアクティビティは、地面から10mほどの高さにある巻き上げ式のブランコ。スタートすると正面に見える白馬村の田園風景に飛び出すような感覚で、ブランコの振り幅も大きく、最大6m先まで飛び出せる。右側には北アルプスの峰も見渡せ、高原らしい涼風を体に感じながら、開放感も味わえる。

また、今季の目玉は、やはり新しくなったゴンドラリフトだろう。計画から2年をかけて導入された新ゴンドラリフトは、10人乗りとなり輸送力がアップ。搬器内は四面が大きなガラス張りになっているので、北アルプスの眺めや周囲の山並みをパノラマビューで楽しむことができる。以前のゴンドラよりも支柱が減った分、静かで乗り心地が良く、内部も広くて車いすもそのまま乗車可能になっている。
■あちこちで展望を満喫

「白馬岩岳マウンテンリゾート」は、施設内のあちこちで景観を楽しめ、映えスポットとして人気を集めているのが山頂テラス「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」だ。リゾートを訪れたからには、ここから眺める北アルプスの絶景は見逃せない。夏は新緑に包まれた涼しい風に癒され、秋は三段紅葉をゆっくり鑑賞できるなど、季節ごとの景観が広がっている。

スタッフが運転して、ガイドをしながら絶景ポイントまで案内してくれる「バギークルーズ」を楽しむというのもおすすめだ。山の傾斜をバギーで駆け降りていく爽快感は子どもにも人気。約15分かけて園内をゆっくりとめぐり、東西南北を見渡しながら絶景を楽しめる。
■「CHUMS RIDGE」に予約制プライベートデッキが誕生

リゾート中腹「白馬ヒトトキノモリ」の人気エリアもますます便利になっている。このエリアに用意されたアウトドア空間「CHUMS RIDGE」が、2025年7月からリニューアル。「CHUMS」のカジュアルなアウトドア用具を設置したこのエリアは、誰もが自由に休憩してくつろげることができたが、リニューアルによって予約制のプライベートデッキが誕生した。
1日あたり最大6名まで利用でき、人数分のテントやタープやテーブル、チェアも用意されている。リゾート内の休憩場所を確実に確保し、家族や仲間内だけで気兼ねなくすごせるから快適だ。予約制のプライベートデッキは半日と1日のどちらかで利用可能。