新潟県と栃木県にスキー場やキャンプ場、ゴルフ場、リゾートホテルなど、7つの観光施設を展開している「スマイルリゾート」。春から秋にかけてのグリーンシーズンは、これら施設でキャンプやグランピングとともに、各種アクティビティが楽しめる。ファミリーやグループのおでかけにぴったりの、個性あふれるリゾートをそれぞれ紹介していきたい。
■豪華なグランピング体験ができる「舞子リゾート」【新潟県】

冬は広大なフィールドでパウダースノーを味わえ、グリーンシーズンはその敷地を利用してオートキャンプやグランピングなどが体験できる「舞子リゾート」。魚沼平野の田園風景がのびやかに広がる景観も開放的で癒される。
そんなロケーションを一望するグランピング施設は、サイト内でアウトドアディナーを堪能し、翌朝は敷地内にある「舞子高原ホテル」でモーニングブッフェという贅沢な内容。しかも、ホテル内の温泉施設も利用できるので快適にアウトドアを楽しめる。


天然芝の広々としたサイトが魅力の「舞子高原オートキャンプ場」も開放感たっぷり。用具を持っていなくても、テントやタープ、コンロなどがレンタルできるので、初心者や女性グループでも手軽にキャンプを体験できる。ただし、レンタル用具は数に限りがあるので早めの予約が安心。
また、屋根付きのウッドデッキで過ごす「BBQガーデン」もあり、必要な用具や食材がすべてセットになった「手ぶらBBQ」プランも用意。準備や後片づけも不要なので、より手軽にBBQを楽しむならこちらの施設の利用もおすすめだ。

「舞子リゾート」は屋外で遊べるアクティビティも充実。フライングディスクを使い、ゴルフのように何投で専用ゴールに入れられるかを競う「ディスクゴルフパーク」は、親子で遊べる人気のアクティビティ。
このほか、専用グラブとボールを使った「グラウンド・ゴルフコース」や、約1万平方メートルもある敷地内でドローンを飛ばせる「ドローンフィールド」など、広大なフィールドを活用したさまざまな遊びを体験できる。


リゾート内のシンボル的な存在が「舞子高原ホテル」。ゆったり過ごせる62部屋の客室を用意し、魚沼の食材をふんだんに取り入れたブッフェ料理も豪華。癒しの温泉施設「飯士の湯」は大浴場とオープンジャグジー、サウナも完備と施設が充実している。
【概要】舞子リゾート
・住所:新潟県南魚沼市舞子2056-108
・電話:025-783-4100(舞子高原ホテル:025-783-3511)
・夏季営業期間:2025年4月25日~11月4日(施設により変動)
・営業時間:施設による
・舞子グランピング(1泊2食):
大人15,000円~・小学生10,500円~・3歳~未就学児7,500円~・2歳以下無料
営業期間:2025年4月25日~10月14日
・舞子高原オートキャンプ場:
1サイト利用料3,500円~5,500円、入場料 大人1,000円・小学生500円・未就学児無料
営業期間:2025年4月25日~11月4日
・BBQガーデン:
大人5,400円・小学生3,780円・3歳~未就学児2,700円・2歳以下無料
営業期間2025年8月4日~8月16日
・ディスクゴルフパーク:大人1,000円~・小学生600円~・未就学児無料
(※用具レンタル代含む、ホテル宿泊者割引あり)
営業期間:4月25日~11月4日
・グラウンド・ゴルフコース:4コース(32ホール)大人1,000円・小学生600円・未就学児無料
(※用具レンタル300円、ホテル宿泊者割引あり)
営業期間:4月25日~11月4日
・ドローンフィールド:1名 3時間4,000円・1日5,000円
(※要予約、ドローンの貸し出しはなし)
営業期間:4月25日~10月13日
・駐車場料金:無料(ホテル宿泊者は専用駐車場あり)
・入浴施設:舞子温泉「飯士の湯」 大人1,300円・3歳~小学生700円・2歳以下は保護者同伴で無料
・直営ホテル:舞子高原ホテル
(1泊2食)大人12,000円~・小学生8,400円~・3歳~未就学児6,000円 ※2歳以下無料
営業期間:2025年4月25日~11月23日
・アクセス
車:関越道・塩沢石打ICから約2km
電車:上越新幹線・越後湯沢駅から無料シャトルバス約20分(要予約)
■森の冒険が楽しめる「湯沢中里スノーリゾート」【新潟県】

「湯沢中里スノーリゾート」は、JR上越線・越後中里駅が施設に直結する抜群のアクセス。周囲に森が広がる自然豊かな環境で、イチ押しのアクティビティがこの森で体験できる「フォレストアドベンチャー」だ。
専用のハーネスを装着し、木から木へと空中を移動していくアクティビティは、おしりがムズムズするようなスリリングな体験。そんな自然体験を通して、子どもたちはさまざまな能力や知識を身につけ、遊びながら成長していくことができるというのも人気の秘訣だ。

「フォレストアドベンチャー」には2つのコースが用意され、「キャノピーコース」は身長110cm以上の子どもからトライ可能。小学4年生の身長140cm以上からOKの「アドベンチャーコース」には、高さ15mから飛び出すジップスライドが設置されており、全長155mを滑空する爽快感が味わえる。事前に練習コースを体験してから、これらのコースに向かうので安心だ。


親子でゴルフを楽しめるのも、このリゾートの魅力のひとつ。「湯沢中里ファミリーショートコース」は、9ホール、最長ホール129ヤードという設定で、子ども用のレンタルも用意されている。
ネットのない「湯沢中里ゴルフ練習場」もあり、こちらは300ヤードの打ち放しでコース幅も広い。子どもがショートコースに出る前に、ここで練習するというのもおすすめだ。練習場は夜明けから日没まで営業しており、8月~9月は20時まで夜間照明を点灯している。
【概要】湯沢中里スノーリゾート
・住所:新潟県南魚沼郡湯沢町土樽5044-1
・電話:025-787-3301
・夏季営業期間:2025年4月下旬~10月下旬(施設により変動)
・営業時間:施設による
・フォレストアドベンチャー湯沢中里:
[アドベンチャーコース]大人4,300円~・小学4年生~17歳3,300円~
[キャノピーコース]大人・子ども3,300円~
(※参加条件あり、詳細は公式サイトを確認。インターネットによる完全予約制、事前予約の場合300円割引)
営業期間:2025年4月下旬~10月下旬の土日・祝日(4/29~5/6、7/26~8/24は毎日営業 ※雨季休業あり)
・湯沢中里ファミリーショートコース:
大人 9ホール2,400円(18ホール3,200円)
中学生以下 9ホール1,800円(18ホール2,500円)
※1日レンタルあり
・湯沢中里ゴルフ練習場:
現金玉貸機 8球100円~ ※レンタルクラブあり
営業期間:4月下旬~11月上旬
・駐車場料金:無料
・アクセス
車:関越道・湯沢ICから約5km
電車:JR上越線・越後中里駅直結
■ウォーターアクティビティが体験できる「大源太キャニオンキャンプ場」【新潟県】

「大源太キャニオンキャンプ場」は、“東洋のマッターホルン”と言われる大源太山の麓に位置。豊かなブナ林が広がる穏やかな雰囲気のなかで、ゆっくりとキャンプを堪能できる。
マイテントやレンタルテントを自分で設営する区画サイトのほかに、設営の手間がない常設テントサイトもあるのでキャンプ初心者でもこれなら安心。また、北欧メーカーのおしゃれなテントで過ごすグランピングも体験できる(2025年は食事なしプランのみ)。


場内には、ちびっこアドベンチャーや水遊びなどのアクティビティ施設があり、子どもは屋外を駆けめぐりながら元気いっぱいに遊べる。どんぐりや松ぼっくりなどで小物を工作するクラフト体験など、好みに応じた過ごし方も可能だ。


キャンプ場の近くには大源太湖があり、周囲約1.5kmの散策路も整備されている。また、専任ガイドが同行するカヤックツアーも開催し、小学1年生から体験することができる。透明度の高い湖はカヤックが浮いているように見え、写真映えすること間違いなし。夏季限定でSUP体験も行なっている。
【概要】大源太キャニオンキャンプ場
・住所:新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽3064-17
・電話:025-787-3536
・夏季営業期間:2025年4月下旬~10月末
・営業時間:施設による
・キャンプ場:
1泊1区画1,800円、常設テント利用料(1泊)6人用4,500円~
・グランピング(宿泊費):
大人15,000円~・小学生10,000円~・4歳~未就学児7,000円~・3歳以下無料(※入場料・区画使用料含む)
・大源太湖カヤック・SUPツアー:
半日 大人7,800円・小学生5,800円
※装備一式レンタル・傷害保険含む(2日前までに予約、前日・当日受付は要問合せ。
小学生は保護者の参加が必須、18歳未満は保護者もしくは同等の資格者の承認が必要)
・駐車場料金:無料
・アクセス
車:関越道・湯沢ICから約8km
電車:上越新幹線・越後湯沢駅から路線バス約30分