■深まる秋! 安全に楽しい釣りを

キャッチ&リリース区間、橋木橋より下流の流れ

 今月に入り大盛況の犀川だが、賑わっていると言っても、放流ポイント以外だと平日は有名ポイントに1〜2人釣り人がいる程度。しばらく待って後から入る余地は十分にある。マイナーなポイントなら探せば空いている場所もある。

 気をつけたいのは流れの強さだ。前述した通り、流れの“押し”が強いのが犀川の特徴だ。一見浅く見える場所でも想像以上に足をもっていかれる。例年以上に底石のヌメりがある箇所も目立った。安全に本流釣りをするのに適した装備で、釣り下りはくれぐれも慎重に。

※(当然だが)転ばぬ先の杖、ウェーディングスタッフは必携だ。

 これから冷え込みが一層進むが、例年まだまだ釣果は期待できる。釣り人には辛い修行のような釣行になるが、だからこそ、より一本のありがたみを感じることができる。ぜひルールやマナーを守って楽しんでほしい。

※駐車する場合は、周囲の迷惑にならないように十分に配慮して停めてほしい。駐車スペースが埋まっているということは、そのランが混み合っているということ。タイミングをずらして、他のランを回った方がいいだろう。土地勘がないと駐車スペースを探すのもひと苦労だが、まずは川見がてら探して回るのがよい釣果につながるだろう。