■濡れて困るものは防水パックに入れておく
バランスよくバックパックに詰める方法がわかったら、もうひとつ意識しておきたいのが「防水」です。「アウトドアでは急に天候が変化することがありますので、着替えなど濡れて困るものは必ず防水パックに入れておきましょう」(小此木さん)
バックパック自体は防水にはなっていないので、レインカバーをかけても、雨が強いと背中面などからしみ込んでしまう場合があります。防水仕様のスタッフバッグ(収納袋)に入れておくと安心ですし、パッキングもしやすくなるため、上手に活用するといいでしょう。
「スタッフバッグは、色分けをして使用頻度や用途ごとにアイテムを分類しておくと、さらにわかりやすくなって、バックパックからの出し入れも簡単になりますよ」(小此木さん)
■バックパックの左右バランスも整える
「最後に気をつけていただきたいのが、バックパックの左右バランスです。荷物がきれいに収まっても、左右に偏りがあると背負うのがつらくなってしまいます」(小此木さん)
特に注意したいのは、アイテムの“外付け”です。トレッキングポールやマット類などをバックパックの外側に取り付けることも多いですが、それが原因で背負い心地も変わってしまうそうです。
「外付けをしすぎると、バックパックを背負ったときにバランスが崩れて左右に振られやすくなったり、外付けしたものが枝などに引っかかったりといった危険も伴います。外付けは必要最低限にして、バランスを取るようにしましょう」(小此木さん)
上手にパッキングすることで重さやアンバランスを軽減できれば、疲労も抑えられて、歩行に悪影響を与えません。荷物の内容は人それぞれだと思いますので、この記事を参考に試行錯誤して、自分なりのパッキング術を見つけてみましょう。
【取材協力】
石井スポーツ ヨドバシさいたま新都心駅前店(埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-263-6 コクーン3 3階)
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小此木 夢さん
プロフィール/小学4年生のとき、家族で富士山に登ったのが初登山。もともと山が苦手だったものの、いつの間にか登山の魅力にハマり、いまではすっかり夢中に。昨年からはアルプスの冬山にも挑戦し始め、少しずつ難易度の高い雪山を目指している。
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