バックパックに荷物を詰めるとき、どうやって入れたらよいのか、いつも悩んでいませんか。「重くて疲れてしまう」「荷物が取り出しにくい」といった不満も多いことでしょう。
実は同じ荷物であっても、入れる場所や順番を工夫するだけで、背負い心地や使い勝手は大きく変わります。そこで、「バックパックへの荷物の上手なパッキング方法」を、石井スポーツ ヨドバシさいたま新都心駅前店の小此木夢さんに聞いてみました。
■重たい荷物は肩甲骨あたりにくるように収納する
上手にパッキングするコツについて、小此木さんは「大切なのは、重心・使用頻度・防水の3つを意識することです」と言います。
まず「重心」ですが、これはバックパックの重さの負担を軽減するのが目的です。「荷物を入れるときに、最も重たいものが肩甲骨の高さぐらいのところにくるようにしてください。背中に密着させることで、重心が体に近づくために軽く感じるんです」(小此木さん)
重たいものとは、例えば、水や食料、バーナーやガス缶、クッカーなどの道具類が挙げられます。なお、肩甲骨よりも上になってしまうとあまり有効ではないそうなので、出発前に背負って確認しておきましょう。
「そして、バックパックの真ん中あたりにはジャケットや着替えなど、下部には寝袋や防寒着、タオルなど軽くてかさばるものを入れるといいでしょう」(小此木さん)
■使用頻度の高いものは取り出しやすい場所に
荷物を詰めるうえでは、取り出しやすさを考えることも重要です。行動中に必要なものがサッと取り出せると、ストレスがありませんよね。
「使用頻度が高いと思われるものは、バックパックの上部やポケットなど取り出しやすい場所に入れるようにしてください」(小此木さん)
例えば、日焼け止めや虫除け、ティッシュ、救急用品といったものは、アクセスしやすいポケットに入れておくのが便利です。天候が不安なときは、レインウェアやレインカバーをバックパックを全開しなくても取り出せる場所に入れておきましょう。
ただし、あまりポケットに詰め込みすぎるとバックパックのバランスが崩れ、見た目も悪くなってしまうため注意が必要です。「背負い心地や安定性を考慮すると、荷物はバックパックの中に収納するのが基本なんです。ただ、よく取り出すものについては、ポケットをうまく活用するのがいいと思います」(小此木さん)