豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんの登山やキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目の製品を紹介していただくシリーズ。今回は、アルペントーキョーの加藤祥太さんに「アウトドアでのんびりくつろぐ」をテーマに、おすすめアイテムを選んでいただきました。

■ちょっとした移動や運搬にぴったりのアイテム

 キャンプやレジャーに出かけたとき、荷物を運ぶのにいつも四苦八苦しているという人は多いのではないでしょうか。キャンプサイトまで車で乗り入れられれば問題ありませんが、車は駐車場に置いて、そこから荷物を持って徒歩で現場まで移動というケースもよくあることです。

 最近は、大きなキャリーワゴンを使っている人も多くなりましたが、これはこれで、いろいろな道具類をまとめて運べるのでとても便利です。筆者も愛用しています。

 でも、そこまで荷物は多くないし、1〜2人で気軽に遊びたいという場合には、キャリーワゴンはちょっと大仰かもしれません。「そんなちょっとした移動や運搬にぴったりのアイテムがあります」(加藤さん)と挙げていただいたのが、コールマンの「ワンマイルチェア」です。

コールマンの「ワンマイルチェア」

■キャリーワゴンとリラックスチェアが一体化

 「ワンマイルチェア」は、キャリーワゴンとリラックスチェアが一体化した2WAYアイテムです。「駐車場からサイトに移動する際、荷物を運ぶのにとても便利です。キャンプはもちろん、フェスなどでも重宝しますよ」と加藤さん。

 チェアを広げると、座面の先端がポケット状になっていて、荷物を運ぶときに落ちないように設計されています。また、「ゴムバンドも標準装備されていますので、荷物を崩れないように固定できます」(加藤さん)

運搬時に荷物が落ちないように座面がポケット状になっている
付属のゴムバンドを使って荷物を固定できる

 座面幅は約48cmとけっこうゆったりしていて、積載重量は約50kgなので、小型のテントやクーラーボックス、調理器具、ボトル類などが余裕で載せられます。ハンドル部を引っ張れば、安定して運搬ができます。

荷物を載せてハンドルを引っ張れば、安定して運べる

■荷物を下ろしたらすぐに座れて安定感も高い

 手軽に荷物を運べるのが「ワンマイルチェア」大きな特徴ですが、荷物をおろしたら、そのまますぐに座って休めるのもうれしいポイントです。

 実際に座ってみると、想像以上に安定感があって(耐荷重は約100kg)、頼りなさなどはまったくありません。荷物を運ぶ役割を担っている製品だけあって、作りはかなりしっかりしています。

耐荷重は約100kgで、座ったときの安定感はかなり高い

 また、「キャリー時に引っ張るハンドル部分が、チェアとして使うときはヘッドレストになるので、頭を乗せてリラックスできます」(加藤さん)

ハンドル部がヘッドレストになる