豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんの登山やキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目の製品を紹介していただくシリーズ。今回は、WILD-1多摩ニュータウン店キャンプ担当の大貫大輝さんに「はじめて買うバーナー」をテーマに、おすすめアイテムを選んでいただきました。

■バーナーは最初に買いたいアイテム

 バーナーは、ガスカートリッジなどの燃料を使って、アウトドアでも手軽にお湯を沸かしたり調理をしたりできるアイテムです。大貫さん曰く「私は、キャンプ道具の中で最も重要なのがバーナーだと思っています。日帰りでも泊まりでも、キャンプでは絶対に欠かせないアイテムだからです」とのこと。

 確かに、日帰りならテントや寝袋は持って行かなくてもよいですし、ランタンやライトも昼間だけなら使う機会はないかもしれません。その点、バーナーは、食事の際に、ほぼ確実に使うものですね。

 「ですので、バーナーはぜひ最初に買っていただきたいアイテムなんです。そこで、お手軽に使えるタイプと、しっかり調理ができるタイプの2つをご紹介します」(大貫さん)。それが、イワタニプリムスの「P-153ウルトラバーナー」と、岩谷産業の「カセットフー “タフまるXG” 」です。

イワタニプリムスの「P-153ウルトラバーナー」
岩谷産業の「カセットフー “タフまるXG” 」

■小さくて持ち運びやすい「P-153ウルトラバーナー」

 まず、イワタニプリムスの「P-153ウルトラバーナー」は、とってもコンパクトな製品で、折りたたむと手のひらに収まるサイズです。燃料のガス缶(OD缶)もコンパクトタイプが用意されているので、とてもかわいらしいスタイルになります。「気軽に持っていけますので、登山や近場でのデイキャンプなど、ちょっとしたスペースで使えます」(大貫さん)

ゴトクを折りたためば、とてもコンパクトになる

 使い方は、とても簡単。バーナーのサイズに合わせた小型クッカーをゴトクに乗せて、手っ取り早くお湯を沸かすことができます。「しかも、クッカーの中にバーナーとOD缶を収納できるモデルが多いので、まとめて持ち歩けますよ」(大貫さん)。なるほど、それなら荷物も増えないので助かりますね。

コンパクトなクッカーを使って湯沸かしも簡単

 「アウトドアでお湯を沸かしてコーヒーを飲んだり、レトルト食品を湯煎して食べたりするだけでも、非日常性が味わえます。そして、味わいもまた格別なものになるんです」(大貫さん)。はじめてのキャンプは、こういったシンプルなところから始めるのもアリですね。“最初に買うアイテム”という理由が、よくわかります。