豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんの登山やキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目の製品を紹介していただくシリーズ。今回は、「WILD-1 ゆめが丘ソラトス店」のキャンプ担当、中山裕麻さんに 「夏~秋のアウトドアで役立つ」をテーマに、「目を守るサングラス」のおすすめを教えていただきました。
■紫外線から目をしっかりと守りたい!
夏のアウトドアで困るのは、暑さだけではありません。キャンプや登山、ウォーキング、あるいはクルマを運転しているときなど、まぶしさで目に負担をかけていませんか?
強い日差しは、目に悪影響を与えます。その主な原因は、ご存じのように紫外線です。紫外線を大量に浴びると、炎症を起こしたり、網膜にダメージを受けたりと、重大なリスクがあることが知られています。そういった事態にならないように、きっちりと目の対策もしておきたいものですね。
そこで、使いたいのがサングラス。「ぜひおすすめしたいブランドがあります」と中山さんが挙げてくれたのが、SOLAIZ(ソライズ)です。

■医療用眼鏡がルーツの福井県発のブランド「SOLAIZ」
「SOLAIZは福井県発のブランドで、医療用眼鏡がルーツとなっています。地面からの反射によるダメージが大きいお子さんの目を守りたい、というのがサングラス作りの原点となっています」(中山さん)
今回ご紹介するのは、大人用の「SOLAIZ Daily Use Collection」と「SOLAIZ Outdoor Use Collection」 の2つ。前者は日常的に使いやすいタイプ、後者はアウトドア活動に向けたタイプです。いずれのシリーズも、紫外線を99.99%、近赤外線を約90%、高エネルギー可視光線と呼ばれるHEVを約99%カットする機能を備えています。

■色の薄いノーマルレンズで違和感なく使える
「SOLAIZ Daily Use Collection」 は、デイリーユースという名前のとおり、日常的にも使いやすいノーマルタイプのレンズを使っています。「色も薄くて、室内でかけても暗くなりすぎないので、運転中にトンネルに入っても視界は確保できますし、商業施設などでも違和感なく使えるのがポイントです」(中山さん)

普段からサングラスをかけたくても、レンズの色が濃いと、見た目の印象が気になって使いづらいと感じる人は少なくないと思います。筆者も、目は保護したいけれど、小学校の行事などで子どもと接するときに使用を躊躇した覚えがあります。その点、このデイリータイプならそういった心配もなく、普通の眼鏡と同じように使えるのはとてもうれしいですね。
「現在、当店で取り扱っているのは、『SLD-001』『SLD-002』『SLD-003』『SLD-004』の4タイプで、それぞれフレーム柄とレンズ色の組み合わせで多彩なバリエーションが用意されています」(中山さん)。好みに合わせて、デザインやカラーを選べるのも楽しいですね。

■アウトドア向けのタイプは偏光レンズを採用
もうひとつの「SOLAIZ Outdoor Use Collection」は、 アウトドア活動にぴったりのタイプで、偏光レンズを採用しています。「山で活動する人、キャンプや釣りに行く人に向けたモデルで、偏光レンズによって光のギラつきが抑えられ、よりはっきりとした色合いで見えるようになっています」(中山さん)

防汚撥水コート、特殊耐傷コート、反射防止マルチコートといった独自のコーティングが施されていて、レンズ自体もしっかりと保護。可視光線透過率は一般使用に最適な30%なので、視界も快適で、外遊びも思いっきり楽しめます。
「こちらのシリーズは、現在『SLD-001 OUTDOOR』『SLD-005 OUTDOOR 』の2タイプを取り扱っています。よりアウトドアらしいデザインが選べます」(中山さん)