日が照り付ければ暑く、雨の前後にはジメッとする。毎年、秋めいた時季になってもバイクツーリング中のヘルメットの中は蒸し風呂のようだ。走っているときはまだいいのだが、信号待ちにより風が止まった瞬間、うだるような暑さで、しんどいと感じることが何度もあった。

 そんな折、ワークマンの店頭で目に留まったのが「エックスシェルター暑熱βインナーキャップ」。独自素材で暑さ・蒸れ対策ができるというパッケージに惹かれ、実際にバイクツーリングで試してみることにした。

 ヘルメットだけではなく、帽子の中に不快感を感じていてインナーキャップに関心がある方も参考にしてみてほしい。

■エックスシェルター暑熱βインナーキャップの商品概要

水泳帽のような見た目の「エックスシェルター暑熱βインナーキャップ」

 「エックスシェルター暑熱βインナーキャップ」のカラーはホワイトとブラックの2色展開で、適応サイズは55〜60cm。価格は780円と手に取りやすい。

 使用シーンは幅広く、筆者のようにヘルメットの下に着用し、バイクのツーリングはもちろん、サイクリングやクライミングのようなレジャー、建設現場、警備といった屋外作業でも使えそうだ。キャップの下にかぶっても問題ない薄さなので、ランニングや登山、農作業などのシーンでも幅広く使い回せる1枚。

 商品タグによると、ワークマンの新素材が使用されているとのことで、冷感作用や汗の吸水速乾が期待できそう。暑さや蒸れに悩む人にはぴったりの商品だろう。

■ボディーシートからの卒業!  着用してバイクツーリングをしてみた

「エックスシェルター暑熱βインナーキャップ」を着用し、バイクツーリングに出発

 暑さや蒸れの感じ方はどの程度変わるのか?  気温35℃を超える日に、片道1時間のツーリングで着用してみた。

 かぶってみると、水泳帽よりやや小さめのサイズ感で、前のほうは前髪の生え際あたり、後部はうなじが出るほど。側部は耳の上まで覆われ、伸縮素材なのでフィット感は良好だ。 

 普段であれば、1時間も走ると汗が噴き出し、ヘルメットを脱ぐと、汗で髪は濡れ、首周りは汗でべたつくため、ボディーシートで拭うのが筆者の習慣だ。しかし、「エックスシェルター暑熱βインナーキャップ」を着用したところ、汗の量が少なく感じ、行き帰りともにツーリング後にボディーシートを使う場面がなかった。

 一方で、着用直後や走行中に「冷たい」と感じる場面はなかった。外気温が高く生地が体温に近づいてしまったことや、髪の長さなどが影響しているのかもしれない。

 以上から、冷感よりも、蒸れやべたつきを防ぐ効果を実感できた。

 洗う際は、30℃以下の水で非常に弱い洗濯が推奨されており、塩素系・酸素系の漂白剤の使用は適していないため、手入れにやや気を遣う。都度、軽く手洗いをして、ひどく汚れないように保つのがよいだろう。生地に速乾作用があるため、短時間で再び使用できるのはありがたい。

 また、着用後は髪の毛がぺしゃんこになったり、癖が残ってしまうのが気になった。冷感効果や吸水作用を発揮するために、頭部に密着するつくりになっているため、仕方がないことではあるだろう。その際は、インナーキャップを脱いだ直後に、新たな分け目をつくったり、頭を洗うようにぐしゃぐしゃとかき乱すと、ふんわりとした仕上がりになるので試してみていただきたい。