豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんの登山やキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目の製品を紹介していただくシリーズ。今回は、アルペントーキョーの加藤祥太さんに「冬キャンプであったま~る」をテーマに、おすすめのアウターを選んでいただきました。
■やっぱり暖かいダウンジャケットがおすすめ
冬のキャンプで体を温めるには、焚き火に当たったり、ブランケットを羽織ったりといった方法が考えられますが、ウェアもしっかりとした暖かいものを身につけたいところです。特に、いちばん外側に着るアウターは、アウトドアで活動する際には最も重要です。
「シュラフの場合もそうですが、やはり冬のキャンプで暖かく過ごすには、ダウン素材が一番です」と、加藤さんはダウンジャケットを一番に推してくれました。
そして、おすすめとして挙げてくれたが、MAMMUT(マムート)の「グレイシア グロー インサレーション ジャケット」と、NANGA(ナンガ)の「ウォームコア ダウンジャケット」の2製品です。
■どちらもリサイクルダウン素材を使っている
ダウンジャケットは、冷気の侵入を防いで体温の放出を抑えるという、冬のアウトドアでは最適な役割を担ってくれます。しかも、けっこう軽いので、動きを妨げることもありません。
加藤さんが挙げてくれた2つのダウンジャケットの共通点は、いずれもリサイクルダウンを使用しているところです。「リサイクルダウンは、資源の有効活用やコスト削減など、環境に配慮した素材として高い注目を集めています」(加藤さん)
■700FPという高品質なダウンを使用したマムート
まず、マムートの「グレイシア グロー インサレーション ジャケット」ですが、「こちらは、700フィルパワー(FP)という冬季に特化した性能を持つダウン品質に注目です」(加藤さん)。フィルパワーは、ダウン製品の性能を示す指標となっていて、数値が大きいほど高品質であることを示しています。
700FPという数値は「高品質」のカテゴリーに分類され、大きく膨らみ、軽量で保温性が高いのが特徴です。表面の素材には、丈夫なリサイクルナイロンを使っていて、撥水加工により雪や雨もはじいてくれます。
見た目のシルエットもすっきりとしていて、着心地も良好。ドローコードで、裾の調節も可能です。「着るとすぐに暖かくなりますし、冷気をしっかり遮断してくれるんです」(加藤さん)。ちなみに、マムートは歴史あるスイスのブランドですが、このジャケットはアルペン限定モデルとなっています。