豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんの登山やキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目の製品を紹介していただくシリーズ。今回は、アルペントーキョーの加藤祥太さんに「冬キャンプであったま~る」をテーマに、おすすめアイテムを選んでいただきました。

■テントの中で手軽にくつろげるこたつユニット

 寒い季節のキャンプでは、いかにして暖かく過ごそうかと、あれこれと思案すると思います。キャンプサイトなら焚き火をやったり、アウトドア用のストーブなどを使ったりすることで暖を取れますが、テントの中では火を使うわけにはいきません。

 電気ストーブを使う手もありますが、それには電源が必要になります。電源付きのサイトを選んだり、ポータブル電源を用意したりと、どうしても別の手間がかかってしまいます。できるだけ手間なく、危険もなく、シンプルにテント内で暖まれたらいいのに、と思う人も多いでしょう。

 「テントで手軽に暖かくくつろぎたいなら、こたつがおすすめです」と加藤さんが挙げてくれたのが、アルペンアウトドアーズの「こたつユニット88」です。

アルペンアウトドアーズの「こたつユニット88」

■電気なしでも厚手の布団がとても暖かい

 「こたつユニット88」は天板とこたつ布団がセットになった製品で、手持ちのテーブルをこたつスタイルに早変わりさせてくれるものです。こたつと言っても、熱源は特にありません。「電気を使わないので、家庭用のこたつのように速暖とはいきませんが、掛けた布団に足を入れるだけでけっこう温めてくれるんです」(加藤さん)

 この布団はけっこう厚手なので、実際に座って足を入れてみると、すぐに暖かさを得られます。もし、もっと暖かくしたいときは、床にもふもふのマットを敷いたり、湯たんぽを入れたりすることで、よりこたつの中の温度を上げられるでしょう。

布団は厚手なので、足を入れるだけでけっこう暖かい

■「アルミユニットテーブル88」で便利に使える

 「こたつユニット88」は、もともと同ブランドの「アルミユニットテーブル88」のオプションとして発売されたものです。「『アルミユニットテーブル88』を使うと、中央のラック部分にお手持ちの湯たんぽをセットすることができます」(加藤さん)。まさに、“こたつスタイル”になりますね。

「アルミユニットテーブル88」なら湯たんぽをセットできる

 天板は、このテーブルに合わせたサイズ(幅86cm×奥行き39cm)となっていますが、条件さえ合えば、使うテーブルは選びません(使用時の目安サイズは幅88cm×奥行き40cm×高さ39.5~61cm)。

「アルミユニットテーブル88」に合うサイズだが、手持ちのテーブルでもOK

 座椅子タイプのチェアがあれば、本当に家庭のこたつのような雰囲気でくつろげます。アウトドアなのに、見た目は自宅の居間のようですね。