豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんの登山やキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目の製品を紹介していただくシリーズ。今回は、“調理師免許”を持つアルペントーキョーの加藤祥太さんに、「アウトドア料理を楽しむ」をテーマにおすすめアイテムを選んでいただきました。

■家庭用ホットプレートのような調理器具

 アウトドアで使う調理器具というと、鍋や鉄板、フライパンなどをバーナーやコンロなどで加熱するスタイルが一般的です。家で調理をする場合も基本は同じですが、“ホットプレート”という強い味方もいます。焼き肉はもちろん、プレートを付け替えることで、鍋料理やたこ焼きなど多彩な調理に対応できます。

 「実は、それと同じようなことが、アウトドアでも楽しめるんですよ」と加藤さんが教えてくれたのが、SOTOの「カコムシリーズ」です。

 アウトドアで家族や仲間と“カコム(囲む)”楽しさを提供するのがコンセプトのシリーズということですが、いったいどういうものなのでしょうか。

SOTO「カコムシリーズ」の土台となる「カコム ベーススタンド」

■SOTOのシングルバーナーをベースにしたシステム

 この「カコムシリーズ」は、SOTOのレギュレーターストーブ「ST-310」と「ST-340」を熱源として使い、そこにさまざまな調理器具を組み合わせて使う製品です。「SOTOのストーブ限定になってしまいますが、この2モデルはとても人気が高いので、ユーザーさんはたくさんいらっしゃいます。私も愛用しています」(加藤さん)

 まず、「カコム ベーススタンド」にレギュレーターストーブ「ST-310/ST-340」を取り付ければ土台が完成。この上にプレートや鍋を置いて、さまざまな調理ができるというわけです。

 「『ST-310/ST-340』のゴトクが、『カコム ベーススタンド』の遮熱板にぴったりとセットできるように作られています。炎が常に調理器具の中心にあるので、熱効率も高いです」(加藤さん)

ストーブは「カコム ベーススタンド」の遮熱板にぴったりとセットできる

■焼き肉、たこ焼き、おでんなど多彩なプレートを用意

 プレートは、肉や野菜を焼くのに使う「カコム グリルプレート」のほか、14個まとめて焼ける「カコム たこ焼きプレート」、鍋ものや炊飯もこなす木蓋付きの「カコム おでん鍋」、「カコム ジンギスカン鍋」が用意されています。「本体の上に載せるだけなので、鍋やプレートのセットするのも簡単です」(加藤さん)

「カコム グリルプレート」。水を張ることで、煙が軽減でき、油落ちの引火も防止
「カコムたこ焼きプレート」。焼穴サイズは標準的な約40mm。14個まとめて作れる
「カコムおでん鍋」。おでんだけでなく、鍋ものや炊飯もこなす
おでん鍋には、十字の仕切り板も標準装備している
「カコムジンギスカン鍋」。バランスの取れたきれいな山型を採用

 いずれも、本体素材はアルミダイカストで、表面はフッ素樹脂加工(PFOAフリー)が施されていて、焦げ付きにくくてお手入れもラクです」(加藤さん)。ちなみに本体の外側は、耐熱塗装が施されています。

 このほか、薫製が作れる「スモーカー」も用意されていて、好みに合わせて実に多彩に調理が楽しめます。