秋は、アウトドアが気持ちいい季節。一方で、朝晩は肌寒くても、登り始めればすぐに汗ばみ、風の吹く稜線では一気に体が冷えるなど、ウェア選びが難しい季節でもある。そんな秋のハイキングで頼りになるのが、コロンビアの「ライトキャニオン」シリーズだ。

 今回、その実力を確かめるべく訪れたのは、北アルプスの麓、信州・松本と飛騨・高山を結ぶ「信飛トレイル」。樹林帯から風の吹く山岳エリア、温泉街、里山まで景色が目まぐるしく変わるフィールドを歩きながら、山でも街でも使いやすいコロンビアの新作アイテムの魅力を探った。

■秋ハイクにちょうどいい「ミッドウェイト ソフトシェルジャケット」

稜線から里山歩き、秋の街歩きを快適に

 秋の行動着としてまず注目したいのが、「W ライトキャニオン ミッド ソフトシェルジャケット」(1万7600円)。しなやかな二重織りの生地には適度な厚みがあり、冷たい風から体を守りながら、行動中にこもる熱や汗を逃がしてくれる。肌側はさらりとしたタッチで、汗ばむ場面でも肌離れがよく快適。加えて、コロンビア独自の撥水機能「オムニシールド」と、UVカット機能「オムニシェイド」も備えている。

ドライな着心地と高い伸縮性でストレスを感じにくい

 さらにストレッチ性にも優れているため、腕を大きく動かしたり、岩場で足を高く上げたりしても動きを妨げにくいのも特徴。厚手の防寒着では歩き出せば暑すぎるけど、薄手のウインドシェルだけでは肌寒い。そんな端境期に特に便利なのが、このソフトシェルだ。

朝露に濡れた樹林帯でも快適

 風を受ける場所ではアウターとして着用し、さらに寒さが増したら上からシェルを重ねることもできる。また、すっきりしたフィットなのでレイヤリングした際にも収まりがよく、秋から冬にかけて長く活躍してくれる。

カラーリングへのこだわりもコロンビアらしい

 さらに魅力なのが、登山ウェア然としていないデザイン。落ち着いたアースカラーと自然なシルエットは山だけでなく街にも馴染み、ハイキングの前後に店へ立ち寄ったり、温泉街を歩いたりするときも、そのまま過ごせる。

焼岳・中尾峠の稜線でも活躍!
シーズンやシーンを問わず頼れる一枚

■気温差の大きな秋こそ「重ねて調節」が正解

落差約64mの平湯大滝は、奥飛騨を代表する景勝地

 秋の山では、標高や時間帯によって体感温度が大きく変化する。朝は寒くても、登り始めれば暑い。風が吹けば冷え、休憩をすれば汗冷えも気になる。そこで重要になるのが、一着の防寒着ですべてに対応しようとするのではなく、薄いウェアを重ねて、その都度脱ぎ着するレイヤリングだ。

コーディネートしやすいオフホワイトカラー

 ライトキャニオンシリーズでは、ソフトシェルだけでなくフリースや中綿ジャケットも展開。組み合わせることで、行動中から休憩、朝夕の冷え込みまで幅広いシーンへ対応できる。例えば「W ライトキャニオン フリースジャケット」(1万3200円)は、軽く暖かいマイクロフリースを使用した一着。ストレッチ性があり、単体のアウターとしてもソフトシェルの下に着るミドルレイヤーとしても使いやすい。

26年秋冬は切り替え部分のデザインを刷新し、軽量化も実現

 軽量かつ嵩張りにくい素材感は登山でもありがたく、肩には撥水加工を施したナイロン生地を配置。バックパックを背負ったまま歩ける耐久性にも配慮されている。

アップデートされた定番フリース
防寒着としてはもちろん、化繊中綿なので行動中にも活躍

 さらに冷え込む朝夕には、「W ライトキャニオン インシュレイテッドジャケット」(2万6400円)をプラス。化繊中綿による保温性を備えながら、行動時に熱がこもりすぎないよう通気性にも配慮されたジャケットで、秋口はアウターとして、さらに冷え込む時期はインナーとして活用したい。

ファスナー開閉のハンドポケットもあるので、アウターとしても便利

 こちらもコンパクトに収納できるので、バックパックに忍ばせておき、必要なときだけ羽織れて便利。標高約1,000mの奥飛騨温泉郷・福地温泉周辺でも、肌寒い朝にはこうした一枚があると快適に過ごせた。

秋山の気温調整に頼れるアクティブインナー