秋の低山ハイキングにぴったりな埼玉県日高市にある日和田山は、標高305mと初心者でも気軽に登れて、山頂からは関東平野を一望できる人気の低山です。
そんな日和田山の下山後にぜひ立ち寄ってもらいたいのが、さいたま市浦和区にあるスーパー銭湯「湯屋敷 孝楽」です。平日750円、土日祝850円というリーズナブルな料金設定ながら、サウナ好きをうならせるアツアツのオートロウリュと、多彩なお風呂が揃う実力派の施設なんです。
■このサウナに、この価格設定がありがたい
都内の銭湯などでは、入浴料にサウナ代を追加すると1,000円を超えることも多くなってきている中、孝楽の最大の魅力は、この価格で、大充実のサウナが味わえるという嬉しさ。
30分おきに行われるオートロウリュでしっかり蒸され、約14℃の備長炭水風呂のあとは、空が見えるリクライニングチェアでの外気浴が楽しめます。温泉ではないのにリピーターが絶えない理由は、この「がっつりオートロウリュ×キンキン水風呂×コスパ」の三拍子にあると思います。
■"湯屋敷"の名にふさわしい浴室
「湯屋敷」という施設名のとおり、浴室全体に和の趣が漂っています。お風呂に浸かっていると、サウナ室を囲うように巡らされた瓦屋根風のひさしに目が行きます。内湯にはジェットバスや替わり湯、腰掛湯、足つぼ湯など9種類もの浴槽が並び、全館に導入されたナノ水による柔らかい肌あたりが特徴です。
カランは十分な数があり、シャンプー・コンディショナー・ボディソープは完備。クレンジングはないので、小さなパウチタイプなどを持参するのがオススメです。
脱衣場のドライヤーにはリファも置かれていて、ちょっとしたご褒美感。タオルは有料でレンタルがあります。
■ナノ水の炭酸泉で"下茹で"。好みの深さを選べるのが嬉しい
サウナに入る前に、体をお風呂で温める行為を“下茹で”と呼ぶことがありますが、筆者は下茹でに「高濃度ナノ炭酸泉」をオススメします。
幅の広い階段があるので浅めのところで半身浴をしてもよし、下まで降りて肩までしっかり浸かるもよし。湯温は38℃程度でゆっくり入れますし、炭酸泉で血行を促進してサウナでの発汗を促す効果も期待できます。
ジェットバスの「爽流の湯」も、肩甲骨の下から腰までの4か所と両足裏にジェットが当たり、登山後の疲れた体をほぐせてお気に入りでした。
■灼熱のオートロウリュを体験せよ
孝楽のサウナは、一段ごとの幅が広い5段のタワーサウナ。サウナストーブは、石が1m以上積み上げられた大きなものと小さめの2つ体制で、30分おきにオートロウリュが発動します。
女湯は毎時00分がストロング、30分がマイルド(男湯は逆)。筆者はまずマイルドを体験しました。小さい方のストーンに上からアロマ水が噴射されます。この日のアロマは北海道ハッカで、爽やかな優しい香りに全身が包まれてとても心地よかったです。
一方のストロングは、大きい方のサウナストーブにザザーッと水が流れ落ち、上部に設置された送風機により熱い蒸気がこちら側に送り込まれる仕組み。ロウリュと送風の組み合わせが3回繰り返されます。1回目は「おお、来たな」という感じですが、2回目で「ううっ」となるかなりの熱さ。3回目が始まったところで耐えきれず退出しました。
筆者は、いずれも5段のうち3段目に座ったので、熱いのがお好きな方はぜひ上段にチャレンジしてみてください。オートロウリュが苦手な方も、30分の間隔があるので、その時間に入れば問題なし。ロウリュされた余韻で、ほどよい湿度を感じられて、これも気持ちいいですよ。