豊富な知識と経験を持ち、日々たくさんの登山やキャンプ道具と接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目の製品を紹介していただくシリーズ。今回はちょっと趣向を変えて、ワークマンの新製品発表イベントで見つけた注目アイテムをご紹介しましょう。株式会社ワークマン製品開発部の仲野雄一朗さんに「XShelter 暑熱α」の魅力をうかがいました。
■“暑熱リスク”を軽減する機能を持つ「XShelter 暑熱α」
だんだんと暖かくなり、アウトドアに出かけるのが楽しくなる季節になってきました。とはいえ、近年は極端に暑くなったり、寒くなったりと季節外れの天候に悩まされることも少なくありません。
そのため、アウトドアに出かけるときの服装選びにも悩んでしまいますね。特にこれからのシーズンは、暑さ(熱中症)対策が欠かせません。猛暑・酷暑対策はもちろんのこと、強い日差しや紫外線などから身を守る手段を見つけたいものです。
それには、暑さや日差し対策をきちんとした素材を使ったウェアを選ぶのが一番。アウトドアウェアには優れた機能性を持つものがたくさんありますが、中でも注目したいのが、ワークマンの「XShelter 暑熱α」という素材です。「『暑熱α』は“暑熱リスク”を軽減する機能を持った素材で、『XShelterシリーズ』として展開しています」(仲野さん)
■アウトドアに出かけるなら絶対着るべきパーカー
“暑熱リスク”というのは、「気温」「湿度」「輻射熱」「風」のこと。「XShelter 暑熱α」には、これらのリスクから身を守るさまざまな機能が備わっています。この素材を使い、高い人気を集めているウェアの筆頭が「XShelter 暑熱α フーディー」というパーカーです。
暑さ対策をしたいのに、「なぜ、長袖のパーカー?」と思うかもしれませんね。「実は、着たほうが涼しくなるウェアなんですよ」と仲野さん。「遮熱、気化熱、UVカット、超速乾など暑さ対策に有効な16の機能を搭載しているんです」(仲野さん)
その秘密が、採用されている2種類の素材にあります。表側には「特殊酸化チタン融合ポリエステル糸」を使い、紫外線や近赤外線を軽減して衣服内を快適にしてくれます。速乾機能も併せ持っています。そして、裏側には「多層疎水性ポリプロピレン糸」を使うことで、内側の水分を拡散して、気化熱により生地の温度を下げています。
「気化冷却によって、汗をかいて生地の温度を下げ、衣服内を快適に保ってくれるので、涼しく着続けていただけます」(仲野さん)