炎が落ち着いた状態の炭火を用意し、網の上に肉をのせる。焦げ付かないように注意しつつ、トングで返しながら全面を焼く。バーベキューグリルは火がないゾーンを作っておくと、火が強すぎた時や焼き上がった肉を逃す場所になって便利。全面焼けたら、アルミホイルに包んで約30分置く。

カットする時はクッキングシートを敷くとまな板が汚れない

 アルミホイルに包んで置くことで、中までゆっくりと火が通ってしっとりと仕上がり、炭火の香りを全体につけることができる。
 30分経ったら、トングで押さえながら食べやすい厚さにスライスする。豚肉は厚めにカットするとボリュームが出て食べ応えがあり、見栄えがする。

長めの菜箸やトングを使うと炭火の熱さをしのげる

 お好みの野菜も焼きながら、スライスした豚肉を炭火でさっと炙ってできあがり。豚肉はしっかり味がついているので、そのままでも十分美味しいが、途中でレモン汁を搾ったり、コチュジャンをつけて味を変化させるのもおすすめ。

取り分け皿には肉や野菜が引き立つ青いホーロー製の皿を使用した

 自宅で簡単に仕込みができ、当日はそのまま焼くだけなので、BBQやキャンプにぴったりのメニューです。今回は豚バラを使いましたが、肩ロースやスペアリブでも美味しく作れます。炭火でかたまり肉を焼くだけで、場が盛り上がるのでぜひ作ってみてください。
 次回は焼肉BBQの〆にぴったりな、「スキレットビビンバ」をご紹介します。
 お楽しみに!