寒さが厳しい冬は、自宅でもキャンプでも温かい汁物がひとつあると、心も身体もぽかぽかになりますよね。そこで今回は、鍋ひとつで手軽に作れて、体を芯から温めてくれる参鶏湯(サムゲタン)のレシピをご紹介します。
丸鶏を使う敷居の高い料理のイメージがありますが、じつはスーパーで買える手羽元でも簡単に作れてしまうんですよ。
■骨付き鶏肉の下処理が重要
参鶏湯とは、若鶏のお腹にもち米や高麗人参、なつめなどを詰めて煮込んだ、韓国を代表する滋養強壮スープのこと。本場韓国では夏のスタミナ食として親しまれていますが、しょうがやにんにくの効果で身体の芯から温まるため、今の時期にうってつけのメニューなんです。
今回は、手に入りやすく、旨味が出やすい骨付きの鶏肉(手羽元)を使用します。下処理をしっかりしないと、臭みが気になる部位なので、下準備をしっかりとしましょう。
まず、バットにキッチンペーパーを敷き、鶏肉をのせたら、上からもキッチンペーパーで押さえつけるようにしてしっかり水分を拭き取ります。このひと手間で、スープが澄んだ味わいになります。
■手順は簡単! 大きい鍋で煮込むだけ
続いて、具材の準備をします。長ねぎは、斜めにスライスし、しょうがは香りを生かすために皮付きのまま薄くスライスします。にんにくは皮を剥いて半分にカットし、芽を取り除いたら、包丁の腹で潰しておきましょう。
鍋に水を入れて、酒、下処理した鶏肉、長ねぎ、しょうが、にんにく、もち米を加えます。生のお米と一緒に煮込むことで、スープにとろみがつき、お肉も柔らかく仕上がります。
中火にかけて沸騰したら、丁寧にアクを取りましょう。
アクを取り除いたら弱火にして、塩、砂糖、なつめ、クコの実、松の実を加えます。蓋をずらしてのせ、約40分じっくり煮込みます。
煮込む時は、蓋を密閉せず、少しずらしておきましょう。鶏肉独特の臭みがこもらずに逃げ、吹きこぼれも防ぐことができます。
■シンプルな料理なので味変も楽しめます
煮込み終わったら、一旦火を止めて味見をします。味が薄いようだったら、塩を調整し、最後に風味付けにごま油を加えます。器に盛って、お好みで白ごまと糸唐辛子をのせたらできあがり! 炊き立ての温かいごはんと合わせて食べると格別です。
シンプルに塩味で楽しんだ後は、お好みでこしょうをひいたり、ラー油を足したり、味変も楽しめます。〆にうどんやラーメンを入れて食べてもおいしいですよ。
次のキャンプでは、大鍋で大人数の参鶏湯で温まってみてはいかがでしょうか。煮込んでいる時の香りもごちそうです!