すっかり寒くなってきて、外でほっと温まるメニューが美味しい季節です。

 今回は大小2つのサイズのメスティンを使って作るジャンボ蒸しパンをご紹介します。生地は袋の中で混ぜて作るので、片付けで忙しいキャンプの朝ごはんにもおすすめです。

 より簡単に作るためには、具材に生のさつまいもは使わないのもポイント。キッチンバサミを使えば、包丁やまな板は必要ないので、お子さんにもお手伝いしてもらえます!

■生のさつまいもは使わないのがポイント

カットしやすいスティックタイプの干しいもを使います

 具材には、コンビニやスーパーで買える干しいもを使用します。軽くて常温でも持ち運べるので、キャンプにもぴったりです!

 生のさつまいもをそのまま使用すると、火が通っていないなどの失敗も起きますが、干しいもは加熱済みなので、そのような心配がありません。余ったら、おやつとして食べちゃいましょう。

■ジッパー付き袋で生地作りも片付けもラクラク

先にホットケーキミックスと混ぜておくと黒ゴマが偏りにくい

 生地作りにはジッパー付きの保存袋を使います。ボウルや泡立て器、ゴムベラを使わないので洗い物が少なく、片付けがラクラクです!

 保存袋にホットケーキミックス100gと黒ごまを入れてよく混ぜます。この状態で自宅から持っていくと便利です。

 牛乳90㏄を加えて全体をよく揉み混ぜます。ジッパーをしめてから混ぜると生地が飛び出しにくいです。

干しいもを入れて揉むと凹凸のおかげで良く混ざり、生地のダマがなくなる

 カットした干しいも加えて、さらに生地を混ぜます。干しいもが水分を吸うので少し置いておきましょう。

■手を汚さずにメスティンに入れる方法とは?

メスティンの蓋を使って生地を寄せ集める

干しいもが詰まらない大きさにカットする

 メスティンの蓋を使って生地を寄せ集めたら、端をハサミでカットします。大きく切りすぎると、生地が垂れやすいので注意しましょう。

メスティンから出たオーブンシートはカットしておくと蓋をしめやすい

 メスティンにオーブンシートを敷いて、生地を絞り出します。袋にくっついて残ってしまった生地は再びメスティンの蓋で集めると、残さず綺麗に使い切れます。

大きいスプーンを使うとならしやすい

 スプーンで生地を平らにならしたら、メスティンを上からトントンと2〜3回落とします。こうすることで生地の空気が抜けて気泡が入りにくくなり、偏りがなくなります。 

全体に散らすのがポイント

 あらかじめ取っておいたトッピング用の干しいもと黒ごまを散らします。全部混ぜ込んでしまうよりも、あとから入れると表面に凹凸が出るので、見栄え良く美味しそうに仕上げるポイントです。