厳しい冬を越え、春の訪れを待ち焦がれる時期に見ごろを迎える梅の花。早咲きの品種は1月下旬から、遅咲きのものは3月中旬ごろとちょうどこれからが梅見シーズンの本番です。
梅の産地でもある群馬県安中市(あんなかし)にある「秋間(あきま)梅林」では、2026年2月14日から3月下旬まで「秋間梅林祭2026」を開催中。さらに、週末の3日間は梅林のライトアップも実施していて、また違った観梅体験ができると好評です。見ごろとなる2月下旬を前に、ひと足早く現地を覗いてきました。
■梅の生産地であり観光地 2つの川に挟まれた丘陵地に広がる梅林
秋間梅林は高崎市の「榛名(はるな)梅林」「箕郷(みさと)梅林」と並ぶ「ぐんま三大梅林」のひとつで、その歴史は約70年。広大な農地としての梅林に加え、観光客が訪れやすいように梨園だった場所を借りて、観光梅林を拡大。郷土料理を楽しめる観光スポットになっています。
秋間川と後閑川(ごかんがわ)に挟まれた丘陵地帯で、美しい梅を眺めながら歩ける1時間弱のハイキングコースとしても親しまれています。
アクセスはJR北陸新幹線・安中榛名駅よりタクシーまたはバスで約10分、JR信越本線・安中駅からも秋間中関行きバスで約30分。ただし、秋間中関行きバスの運行は令和8年2月までで、それ以降の定期運行便はシャトルバス「あんバス」またはAIタクシー「あんなカー」に移行されます。
車でのアクセスは県道215号側からの一方通行のみとなりますのでご注意ください。
期間中、秋間梅林エリア内の主要道路では許可された車両以外の通行ルートを一方通行に制限。また、マイクロバスは通れますが、大型車は通れません。
取材に訪れた2月14日時点でまだ全体では3分咲き程度。品種は「白加賀(しらかが)」や「梅郷(ばいごう)」をはじめ、さまざまな品種の梅が植栽されています。「白加賀」は白い大輪の花を咲かせる代表的な品種で、梅干しや梅酒の原料としても知られています。「梅郷」は豊かな香りが特徴で、観賞用としても人気があります。近年では、徳島県原産の「月世界(げっせかい)」など新たな品種の植栽も進めており、白・赤・ピンク・黄色と多彩な花色が丘陵地帯を彩ります。
現在の開花状況については、公式ホームページや各種SNSなどで共有されています。
■週末限定・夜の幻想的な世界をランタン片手に巡るナイトコンテンツ、Ignition SERIES created by Sunset films®「BLOOMING LIGHT®」
2025年に引き続き、開催されているのがライトアップされた空間で楽しむ梅鑑賞体験。音と映像の体験型イベントIgnition SERIES created by Sunset films®『BLOOMING LIGHT®』が、「秋間梅林祭2026」の期間中、週末限定で開催されています。
今年のテーマは『大地との共鳴。輝きの恵。』 梅の木々が立ち並ぶ丘陵地帯を舞台に、幻想的な光と音、そして映像が織りなす「梅の物語」の世界へと誘われます。
体験の鍵となるのが、参加者それぞれの手に渡される専用のランタンです。コース上に設けられた7つのスポットごとにスタンドが設置されていて、指定位置に置くとランタンの色がゆっくりと変化。梅の芽吹きから花開き、やがて実りへと至る一連の物語をたどりながら、木々の中を通り抜けます。
昨年の第一回が好評だったものをアップデート。待ち時間なしで体験したい人は事前予約がおすすめです。
手にしたランタンに導かれて「梅の物語」が展開。セクションごとの演出を楽しみながら進み、壮大なフィナーレでゴールを迎える
Ignition SERIES created by Sunset films®『BLOOMING LIGHT®』
開催期間: 2026年2月14日(土)~ 2026年3月22日(日)の間の金・土・日曜日
開催場所: 秋間梅林 イルミネーション入り口 ながめや奥にて受付
開催時間: 18:00 ~ 20:00(19:45 最終入場)
定員: 各回10名(事前申込予約優先)
料金: 1組 1,000円(税込) ※1組につき最大4名まで推奨
公式サイト: https://bloominglight.jp/
予約ページ: https://www.asoview.com/channel/activities/ja/haisen-walk/offices/6602/courses?language_type=ja