大根が甘くて美味しい季節ですね。そこで、今回は、大根を皮ごとたっぷり使った、キャンプでも手軽に作れる「もちもち&パリパリ食感の大根餅」を紹介します。

 お餅を加えることでもちもち感を、さらにライスペーパーで挟んで焼き上げるので、表面がパリッと香ばしく仕上がり、絶妙な食感が楽しめますよ。

 冬の寒さの中で食べると、ほかほかの大根餅の温かさや美味しさが体に染み渡ります。食材も少なくて済むので、荷物が増えがちなキャンプにもぴったりです。

 旬の大根とお餅を使った「大根餅」を、早速作ってみましょう。

■生春巻きだけじゃない!  意外と使えるライスペーパー

ライスペーパーを焼くとパリパリ食感になって美味しい

 最近では、スーパーでも手に入るようになったライスペーパー。SNSでライスペーパーのレシピが話題になったこともあり、一度は手に取ったことがある方もいるのではないでしょうか。

 生春巻きのように、水に濡らしてそのまま使用するイメージが強いですが、焼くと表面が香ばしく、パリパリ食感に仕上げることもできます。また、今回紹介する大根餅やお好み焼きのようなやわらかい具材を包むと、調理中に崩れにくくなり、焼きやすさがアップします。活用してみましょう!

■餅を入れると、生地のもちもち感アップ

薄目にカットすると火が通りやすい

 食材と分量は、レシピ動画の概要欄からご確認ください。

 大根の水分や片栗粉でもちもちの食感を作り出すのが通常の大根餅ですが、今回は餅をプラスして、より食感を楽しめるようにしてみました。「何、このもちもち感?」と驚くほど美味しくなりましたよ。

 餅は縦半分に切ってから、約8mmの厚さに切ります。硬いので手を切らないように気をつけましょう。

食材と分量はレシピ動画の概要欄をチェック

■大根のカットはスライサーを活用する

スライサーで皮ごとスライス
細目の千切りにすると生地に一体感が出る

 大根は、皮付きのままスライサーでスライスします。大根を皮付きのまま使うことで、食品ロスの削減に繋がるだけでなく、ほんのりとした辛味や独特の風味がプラスされます。スライスしきれない最後に残った部分は、包丁でカットしましょう。

 スライスした大根をさらに細めの千切りにします。スライサーがない場合は、もちろん手でカットしてもいいですし、千切りスライサーをお持ちの方は、使うとさらにラクですよ。

■ビニール袋で生地作りもラクラク

ごま油は最後に加えましょう
少し空気を入れて左右に動かすと全体に混ざりやすい

 ビニール袋に全ての材料を入れたら、よく振って全体が混ざるように動かします。余計な道具を使わないので、洗い物が少なくて済み、片付けもラクラクです。

食材と分量はレシピ動画の概要欄をチェック