■まるで海外リゾート!? スキーを通じて日本で国際交流

スキーを通じて国際交流! 国や性別、世代を越えて一緒に滑走を楽しめます

 到着翌日、前夜から降り出した雪は音もなく静かに降り続き、朝には止んでいました。スキーロッカーからホテルの外に出れば、もうそこはスキー場です。天気予報に反してすっきりと晴れた空が広がっていました。

 スキー・スノーボードレッスンはレベルごとに分かれます。スキーは7クラス、スノーボードは5クラス。本当に初めてのビギナーからパウダースノー目当てのエキスパートまで幅広く対応してくれます。

 今回レッスンを担当してくれたのは、日本に初めて訪れたという26歳の若いG.Oでした。ヨーロッパでスキーの腕を磨いた彼は、日本、北海道のパウダースノーに憧れてボスニアからやって来たそう。

 筆者の入ったクラスにはシンガポール人の少年と、さらに女性がもう2人。軽く乾いた新雪が10cmあまり積もっていました。まずはビシッと圧雪されたバーンで足慣らしです。

 程よくしまった雪の感触に笑顔がこぼれます。一緒に滑ると一気に距離が縮まってコミュニケーションもスムーズです。途中まで英語だったのですが「日本人ですか?」と日本語で聞かれたので同じく日本人かと思ったら、香港から来たと言います。流暢な日本語にびっくりしましたが、雪の降らない国から訪れたと思えないスキーの上手さにも、ただ舌を巻くばかりです。

 ウォームアップが済んだら隣のコースへ。まだフレッシュパウダーが残っていました。ターンのたびに雪煙が軽やかに舞い上がります。リフトに乗ってもう一度斜面の上へ。「次は(圧雪とパウダー)どっちがいい?」と聞かれると、皆で声を合わせて「もちろんパウダー!」。

■食いしん坊万歳! 世界各国の料理が並ぶビュッフェで舌鼓

世界各国から集まったシェフたちが目の前で調理する「ライブクッキングステーション」のあるビュッフェ。ここでの会話も楽しみのひとつ

 ホテルに戻りシャワーを浴びて着替えたら、まずはバー「WAKKA」で軽く一杯。日中から営業しており、ソフトドリンクはもちろんビールやワイン、カクテルなどのドリンクのほか軽食もあります。ちょっとひと休みに、集いの場にと、何度でも立ち寄れるクラブメッドならではの場所です。

リニューアルされたメインレストラン「DAICHI」の店内。明るく華やいだ雰囲気です

 さて、ホテルステイの醍醐味はなんといっても食事でしょう。朝・昼・晩、食事をいただくメインレストラン「DAICHI」はビュッフェ形式。世界各国から集まったシェフたちが目の前で調理する「ライブクッキングステーション」のあるビュッフェで、北海道の食材を使った和食、中華、フレンチ、イタリアン、エスニックなど豊富なメニューを堪能することができます。その品数の多さには圧倒されます。慎重に下見してから選ばないと胃袋の方が先に音を上げてしまいそうなほどでした。リニューアルされたレストラン内は明るく華やいだ雰囲気で、食事と共にトークも弾みます。

「MINA MINA」は居酒屋がテーマ。海外からのゲストにも人気が高いようです

 また、同じくリニューアルされたスペシャリティレストラン「MINA MINA」は、居酒屋文化をテーマにしており、遅めの昼食と夕食を楽しめます。

 ディナーが終了する頃にはショータイムが始まります。国の垣根を越えて、大いに盛り上がっていました。初対面だったG.Oやゲストたちとも、アクティビティや食事、バーなどで一緒に過ごすうちに、徐々に顔を覚えて打ち解けていきます。今回は2泊3日というショートステイ。満足感は十分にありましたが、欲を言えばもっと滞在したいところ。

 チェックアウトの際、デジタルブレスレットを外した瞬間に、一気に寂しい気持ちになってしまいました……。

北海道、道東の冬は厳しさと同時に美しい光景を見せてくれます