近年まれに見る豪雪で、各ゲレンデが沸いた今シーズン。たっぷりの天然雪を満喫しているスキーヤー&スノーボーダーも多いことでしょう。その一方で、そろそろ滑り納めの計画を立てている人も少なくないのでは?

 「まだまだ滑り足りない!」という人にぜひとも出かけてほしいのが、北海道のスノーリゾートです。3月以降でも雪質良好なうえ、GWまで営業予定のゲレンデもあります。春休みの北海道旅行を兼ねて出かけるのもいいですよ。

■3月以降も雪質良好! リフト料金やホテルのプライスダウンをチェック

「星野リゾート トマム」は山頂エリアのパウダーに期待!

 本州のゲレンデでは雪が緩み始める3月。北海道のゲレンデにはまだまだたっぷりの雪があり、標高が高い場所ではトップシーズン並みの雪質も期待できます。運がよければ、パウダーに遭遇できる可能性も大!

 北海道の春スキーのいいところは、雪質のよさだけではありません。1~2月のような吹雪に遭う可能性がぐんと下がるから、寒さに凍える心配がなくなるのも、ビギナーやファミリーにはうれしいところ。気持ちいい青空のもと、絶景を楽しみながら滑れちゃいます。

 リフト料金やホテル代が安くなる、お得な春限定プランもチェックしてみてください。人気ゲレンデを、お得に楽しめちゃうのがスプリングシーズン。道路状況がよくなるので、ゲレンデホッピングや、北海道グルメの食べ歩きを組み合わせるのもいいですね。

 そんな春スキーにおすすめの、北海道のスノーリゾート7選をご紹介します。

■ [1]ニセコ東急 グラン・ヒラフ|世界が憧れるスノーリゾートをお得に楽しむチャンス!

トップシーズンは外国人で混雑するゲレンデも春はのんびりとした雰囲気に

 “JAPOW”発祥の地として知られる「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」。多くの外国人で混雑するスキー場ですが、春は日本人比率が高まり、のんびりとした雰囲気に。そして、日照時間が長くなるこの時期は、広大なスケールを滑り尽くすのにもってこいなんです。

 今シーズン、新設された「エースゴンドラ」からの眺めもばっちり。美しい羊蹄山を眺めたあとは、山頂付近のレストランでランチを楽しむ、そんな春の雪山ピクニック気分を味わうのもいいでしょう。

 ゲレンデベースにあるレストランやショップ巡りも、寒さを気にせず楽しめます。リフト料金が安くなり、外国人観光客による混雑が落ち着くスプリングシーズンに、ニセコデビューを飾っちゃいましょう。

【ニセコ東急 グラン・ヒラフ】
■住所:北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条2丁目9番1号
■電話:0136-22-0109
■アクセス:[車]札幌市街地から約100km/新千歳空港から約110km/後志道 余市ICから約50km [電車]JR函館本線 倶知安駅から路線バスで約20分
■営業期間:~2025年3月31日
■リフト料金:[レギュラーシーズン1日券(~2025年3月23日)]大人9,500円/4歳~小学生5,700円/中学生・シニア(65歳以上)8,100円 ※スプリングシーズン・オンライン料金あり

ニセコ東急 グラン・ヒラフの詳細はこちら

■ [2]ルスツリゾート|3月限定の遊び場が登場! 青空の下で爽快な滑りを

羊蹄山や洞爺湖の眺めを楽しみながら春スキーを堪能しよう

 全3山37コースのゲレンデでダイナミックな滑りを楽しめる「ルスツリゾート」。3月になると寒さが和らいで吹雪の日もほとんどなくなり、美しい景色を眺めながら爽快な滑りを楽しめます。

 ゲレンデトップの標高は994m。春でもたっぷり雪があるうえ、3月からはイーストの中部エリアにバンクコースが登場。さらに、中部から下部エリアではスノースケートも解禁されるので、ぜひ体験してみてはいかがでしょう。

 丁寧に圧雪された斜面は滑りやすくて、初級者やファミリーにもってこい。お得な宿泊プランが登場し、なかでも小学生の料金が半額になる「春休みファミリーSKIプラン」は要チェックです。

【ルスツリゾート】
■住所:北海道虻田郡留寿都村字泉川13番地
■電話:0136-46-3111
■アクセス:[車]札幌市街地から約75km/新千歳空港から約85km [電車]札幌 加森ビル(3)から無料バス(ルスツ号 ※要予約)で約120分/JR千歳線 新千歳空港駅から有料バス(ビッグランズ号 ※要予約)で約120分
■営業期間:~2025年3月30日
■リフト料金:[1日券(~2025年3月16日) ※オンライン料金]大人11,200円/4歳~小学生5,400円/中高生8,300円/シニア(65歳以上)8,300円 ※春スキーシーズン料金あり

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