ソルトレイクシティオリンピック、スノーボードハーフパイプ日本代表の橋本通代さんと、進化を続ける軽井沢へ。標高1,000mの高地に広がる“雪のテーマパーク”では、誰もが思い思いの時間を楽しめます。徒歩10分の先には、イルミネーション輝くアウトレットモールも。
そして橋本さんは今、スノーボードを通じて培った自然との向き合い方を活かし、新しい観光スタイルの発信に挑戦中。彼女とともに、新しい軽井沢の魅力に迫ります。
■雪のテーマパーク「軽井沢プリンスホテルスキー場」の魅力
「まるで雪のテーマパークのようです」と笑顔で語る橋本さん。JR北陸新幹線・軽井沢駅から無料シャトルバスでわずか約1分。首都圏から約1時間でスノーリゾートに到着してしまうのです。
標高1,155mの頂上から940mのベースまで、全14本のコースと充実のゲレンデ。初級者向けが58%、中級・上級者向けがそれぞれ21%と、幅広いレベルに対応しています。特に初心者に優しい設計が特徴です。
「人工降雪機を使った安定した雪質は、実はスキー・スノーボードデビューには最適なんです」と橋本さん。自然の雪は状態が日々変化するため、逆に初心者には難しいことも。安定した雪質で基礎をしっかり身につけられる環境があり、彼女が運営する「ライオンスノーボードスクール」が初めての一歩をサポートしています。
日本代表として活躍し、長年にわたりスノーボードの指導を行ってきた橋本さん。その経験から生まれた独自のツールを使用した初心者レッスンで、スノーボードを楽しむ人を続々と増やしてきました。誰もが安心して雪上デビューできる環境を作り上げたのです。
スキー・スノーボード以外の魅力も豊富です。「スノーマンパーク」では、エスカレーター完備でソリ滑りやチュービングなど、雪遊びが充実。
その隣には、今シーズンオープンの「デビューパーク」。安心してスキー・スノーボードを始めることができる工夫が満載です。ハンドレールを使って止まり方を覚えたり、多くの初心者の方が苦手とするリフト練習機を使った練習ができたりと、スムーズに上達をサポートしてくれます。慣れてきたら、スノーエスカレーターを使って緩斜面を滑る、といったステップアップできる環境が整いました。
雪遊びデビューの子どもから、本格派のスキーヤーまで、それぞれの楽しみ方で過ごせる場所です。「ここは買い物のついでに、軽井沢観光の合間に、気軽に雪の楽しさを体験できる。雪のテーマパークなんです」と橋本さん。
滑走後のお楽しみも充実しています。「滑り終わった後はここのケバブがおすすめ」と橋本さん。本場の味を再現した本格的なケバブがキッチンカーで提供されています。かつて使用されていたゴンドラが休憩スペースとして設置されており、そこで温かいケバブを頬張れば、雪上での運動の後には格別の味わいです。
【軽井沢プリンスホテルスキー場】
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢
https://www.princehotels.co.jp/ski/karuizawa/winter/
【ライオンスノーボードスクール】
受付:軽井沢プリンスホテルスキー場内スキーセンター横スノーハウス2階
https://kirarakamp.jp/snow-spiral/lss/