日本列島を厳しい寒気が覆い、先週末は多くの地域で今季一番の寒さとなりました。日本を代表するスキーリゾートを数多く有する長野県、白馬エリア。Hakuba Valleyと称される一帯は一気に雪化粧して冬景色となり、シーズンインから絶好のコンディションで滑走を楽しめました。降雪が落ち着いた週明けに「白馬つがいけマウンテンリゾート」で、シーズンインの滑走を楽しんできました。

■広大なスケールのHakuba Valley 「白馬つがいけマウンテンリゾート」へ

白馬の稜線はまだ雲の中。澄んだ青空と降り積もった新雪の間をゴンドラで上がっていきます

 長野県北西部に位置するHakuba Valley(白馬バレー)は、北アルプス北部の東山麓にスキー場がズラリと連なる魅力的なエリアです。豊富な積雪量とダイナミックなロケーションから、海外のゲストたちからも人気があります。

 その中のひとつ「白馬つがいけマウンテンリゾート」は、規模が大きなスキー場です。“TSUGA POW”と呼ばれるパウダー滑走が堪能できるツリーランエリアなどエキスパート垂涎のコース群、さらにファミリー層や初級者で賑わう緩斜面が広がるベースエリアとバリエーションに富んでいます。スノーシーズンが長いのも特徴で、例年GWまで営業しています。さらに、この冬前に「栂の森ゲレンデ」に降雪機が13台新設されました。これで春スキーシーズンまで安定した滑走が、より一層期待できるようになりました。

【公式】白馬つがいけマウンテンリゾート | TSUGAIKE MOUNTAIN RESORThttps://www.tsugaike.gr.jp

■いきなりのパウダースノー! 麓までのロングランに嬉しい悲鳴!

「栂の森ゲレンデ」 いきなりのパウダー滑走に緊張しながらドロップイン。数ターンすれば笑顔が止まりません

 3日間ほど断続的に降り続いた雪はときに勢いを増し、一晩で積雪量が一気に増えました。

 筆者は初滑り、シーズンインはしっかりと整地で練習するのが毎年の流れですが、今シーズンはそうはいきませんでした。綺麗に圧雪されたバーンの両サイドには降り積もったばかりのパウダースノー! 純白のキャンバスへスキーヤー、スノーボーダーが次々とシュプールを描いていきます。その様子をリフトの上から見ているだけでウキウキします。そして誘惑に打ち勝てず、圧雪の上を数ターンした後に新雪の中へ……。

下山コースにもしっかり雪がついていました。まだ身体が仕上がっていないので数本滑って満足です

 今回のまとまった降雪は麓までしっかりと降り積もり、下山コースまで滑走可能になっていました。ゴンドラで上がっては一気に滑り降りること数回。おかげさまで脚はパンパン、嬉しい悲鳴を上げながらの素敵な初滑りとなりました。