ときおり暖かい日もありますが、まだまだ寒い日が続いていますね。冷え込みが厳しいと布団から出るのも億劫になりますが、早起きして窓を見るのが楽しみになるような自然のアートを紹介します。
筆者が毎年訪れる北海道のリゾートで出会える、美しい自然の表情を楽しめる場所。ぜひ旅行先のヒントにしてみてください。
■星野リゾート トマムで寒さが作り出す絶景と出会う!
北海道大雪山系と日高山脈の間。占冠村にある「星野リゾート トマム」では、この時期、厳しい寒さがつくり出す美しい自然現象を観賞することができます。
リゾート内には冬の風物詩となっている氷の街「アイスヴィレッジ」があります。氷や雪でできたドームが立ち並ぶ氷の街。スケートリンクや氷のBAR、さらに天井、壁、床、家具まで全て氷でできている「氷のホテル」に全面氷のテラスもあり、幻想的な氷の世界に没入できます。
ゴンドラに乗って「霧氷テラス」へ上がれば、さらに絶景に出会えるチャンスが増えるでしょう。道内でも屈指の極上の雪質をスキーやスノーボードで滑るのはもちろん、滑走をしない人でも楽しめます。空気中の水分や霧が木々に付着する現象、“霧氷”に飾られた雪山の絶景を堪能できる霧氷テラス。さらに「Cloud Bar(クラウドバー)」や「Cloud Walk(クラウドウォーク)」など、山の上で絶景を楽しめる施設が用意されています。
■寒いほど期待大! ダイヤモンドダスト、そしてサンピラー
空気中の水蒸気が冷やされることで、氷の粒となり発生するダイヤモンドダスト。その現象を見たことがなくても名前を知っている人は多いはず。穏やかに晴れた朝・夕に見えやすいですが、日中に観察できることもあります。
無風状態で湿度があり、さらに気温マイナス10℃以下が発生の条件のようです。トマムでは放射冷却の影響もあり、2月の最低気温はマイナス20℃以下にまで下がることもあります。霧氷と合わせて神秘的な光景と出会えるかもしれません。
キラキラと輝く様子は、“天使の囁き”とも呼ばれるくらい優しさを感じる現象です。見ていると“ほっこり”して、なぜか寒さを忘れてしまいます。
さらに、空気中のダイヤモンドダストが太陽の光に反射して光の柱になるサンピラー(太陽柱)という現象もあり、冷え込みが厳しい日の朝、夕には期待が高まります。