スキーヤー・スノーボーダーの間で注目を集める「星野リゾート ネコマ マウンテン」。昨シーズン、アルツ磐梯と猫魔スキー場が連結し、国内最大級の広大なゲレンデとして生まれ変わりました。全33コースを誇る充実のゲレンデは、初心者から上級者まで、それぞれのスタイルで楽しめる多彩な魅力に溢れています。今回は大人女子ふたり旅で訪れた、進化したスノーリゾートの魅力をお届けします。
■南北統合で広がる新天地! ネコマ マウンテンの全容

一日中飽きることなく滑れる広大なゲレンデが魅力。圧雪された快適なバーンから、パウダースノーが楽しめる非圧雪エリア、初心者から世界トップレベルまで対応したスノーパーク、さらにはコブ斜面まで、あらゆるスタイルに対応する多彩なコースレイアウトが特徴です。
一人での気ままな滑走はもちろん、グループやファミリー、カップルでも、それぞれの楽しみ方で存分に遊べるフィールドが広がっています。

全33コース、南北それぞれのエリアで異なる個性を持ち、連結リフトの登場で、よりロングシーズンの滑走が可能になりました。初心者の方には、南エリアのファーストチェアから行ける「ズナイ2」、北エリアは「フレンドリーゲレンデ」がおすすめ。リフトも乗りやすく、幅広いコースは、デビュー組でも安心して練習できる環境です。
上級者向けには、パウダースノーを存分に楽しめる非圧雪コースが充実。特に南エリアの「ホワイトバレー2」、北エリアの「デビル2」は、新雪好きには見逃せないコースです。2つのエリアは7分で行き来できる連結リフト「ニャルツチェア」で結ばれており、その日の気分やコンディションに合わせて滑走エリアを選べます。
■大人女子の実走レポート! 厳選パウダーコース案内

この日は待望のパウダースノー。15分早く乗れるファーストライドでアルツエクスプレスに乗車。圧雪の上にくるぶし位まで積もった新雪を滑る2kmロングランをまず堪能しました。
その後、より奥へ奥へと移動し、霧氷チェアリフトでアクセスできる「フローズン1」から「ピーク3」のコースを堪能。ここで気づいたのが、ベースよりも標高が上がった霧氷チェアやブラックバレーエクスプレスで滑れるエリアは、雪質がより軽くて気持ちの良い滑りができるということ。
その後、北エリアに移動して「エキサイト1」へ。急斜面で長いコースレイアウトは、パウダーランの醍醐味を存分に味わえます。リフトからは他の人の滑りを観察できるのも面白い。軽い雪質のおかげで、ストレスなく気持ちよく滑走できました。
「ヒューヒュー」という歓声が響き渡る中、多くのスキーヤー・スノーボーダーたちも福島の雪質の良さを存分に楽しんでいる様子。私たちも自然と声が出てしまうほどコンディションは上々です。
特筆すべきは2日間雪を貯める北エリアの「ディープ1」コース。今回はクローズで体感できませんでしたが、現地スタッフによると「オープン時は2日分のパウダーが楽しめる極上スポット」とのこと。次回はぜひこのコースも狙ってみたいと思います。