首都圏から日帰りで行ける距離に、パウダースノーと快適なリゾート施設を兼ね備えたスキー場があるのをご存知でしょうか。群馬県利根郡にある「ホワイトワールド尾瀬岩鞍」です。
関越道・沼田ICから約40分。アクセスの良さとは裏腹に、ここには上質なパウダースノーと多彩なコースが待っています。今シーズンは、さらに大きな進化を遂げました。温泉、カフェ、6,000冊以上の本が並ぶブックラウンジを備えた新施設「Onsen&LoungeMONE-木音の湯-」のオープンです。
パウダー好きのスキーヤーも、ゆっくり過ごしたい人も、家族みんなで楽しみたい人も。それぞれの「楽しい」が見つかる1日を、実際の体験とともにお届けします。
■「日帰り圏内でこの充実度!」 ICから40分でパウダー天国へ
関越道・沼田ICを降りて国道をひた走れば、尾瀬の山々に囲まれた「ホワイトワールド尾瀬岩鞍」に到着します。東京から約2時間30分という好アクセスながら、本格的なウィンターリゾートの雰囲気が漂います。
ゲレンデに到着してまず目に飛び込んでくるのが、麓から一気に山頂まで延びるゴンドラリフト。リフトが苦手な方でも快適に山頂まで上がれるのが魅力です。ただし、山頂エリアは中級から上級者向けのコースが中心。そのため、初心者の方はまずはベースエリアの緩やかな初級コースからスタートしましょう。
スキー場のベースエリアには、今シーズンリニューアルした「尾瀬岩鞍リゾートホテル」を中心に、民宿やペンションなど、様々なタイプの宿泊施設が点在。予算や滞在スタイルに合わせて、宿選びができるのも魅力です。
■「攻めも癒しも自由自在!」 実力派ゲレンデを滑り倒す
パウダー狙いのスキーヤー、ボーダーたちの間で人気を集めているのが、スキー場内に点在する6つの非圧雪コース。なかでも西山エリアにある「ブナの木コース」「みずならコース」は、標高が高く気温も低いため、サラサラとした極上のパウダースノーを楽しむことができます。
パウダーデイの朝一番、ゴンドラ乗り場には早朝からノートラックを狙うライダーたちの列ができることも。降雪が続く日は、何度滑っても新雪がリセットされる贅沢な体験ができます。
上級者に特に人気なのが、全長1,800mを誇る「国体男子コース」。ゴンドラを使って効率よく回せるうえ、ロングパウダーランを堪能できるコースレイアウトは、上級者の心をくすぐります。
初級者の方は慣れてきたら、全長3,200mの「ミルキーウェイコース」に挑戦してみましょう。緩斜面と適度な急斜面が織りなすバリエーション豊かなロングコースは、中級者の腕試しにも、上級者のクルージングにも最適です。