■トンネルウォークがアートミュージアムに!? 「窓霜」とは

ライトアップされたトンネルウォークはムーディーな雰囲気

 さて、冬の自然現象で筆者が密かに楽しみにしているものが他にもあります。それは「窓霜(まどしも)」です。霜と聞くと地面や草むらにできるイメージが強いですが、厳しく冷え込んだ朝など、窓の内側に美しい模様の霜が現れることがあります。これが窓霜です。

無数の羽毛が張り付いたような窓霜が可愛らしい
まるで窓ガラスに亀裂が入ったように見えるタイプの窓霜
凍りついた窓ガラスは、子どもたち?  のイラストボードに早変わり

 空気中の水蒸気が凍ってできる氷の結晶の一種で、羽毛や針形など、息を呑むような美しい模様が現れています。まるで夜中に妖精がやって来て、窓ガラスをキャンバスにして、そっと絵を描いていったかのようです。じつは、この窓霜に高確率で出会えるスポットがトマムにあります。

 ホテル、リゾナーレから「森のレストラン ニニヌプリ」をつなぐトンネルウォーク。この途中には窓がいくつかあります。実はここが窓霜観察の舞台です。

 風がなくよく冷えた朝には、かなりの高確率で窓霜と出会うことができます。リゾート内の移動にはシャトルバスがあるのですが、窓霜に気づいてからは、レストランまでの片道5分を必ず歩いてチェックするのが楽しみになりました。

 寒さを忘れてしまうほどの美しい自然の表情。春は恋しいですが、まだもうしばらく冬の光景を堪能したいです。

ふんわりと降り積もった雪の結晶もアップで見てみると、繊細なガラス細工のよう