■水でも戻してみた

水を加えた様子。商品のパッケージは密封が難しく、ジップロックなどを使う方が楽だ

 孤高のキャンプ飯は水でも戻せる。必要な量は約100mlで、パッケージには水を注いだ場合の目安線が書かれている。食べられるまでに約90分かかるけど、お湯が沸かせない時や時間に余裕がある時にはありがたい。

 ただ、パッケージにジッパーが付いていないため、水を注いだ後の密封が難しかった。写真のような保存用クリップを使っても、横に倒すと水が漏れてしまうのだ。ジップロックなどの容器に移した方が手っ取り早いと思う。

 アルファー食品によると、パッケージを使うのが難しい場合は、シェラカップなどに移して戻してもいいそうだ。その場合は異物が混入しないよう、フタを被せておくと安心であります。

水を加えて90分経った様子

 90分後に見てみると、水はすっかりアルファ化米に吸収されていた。食べてみるとふわっと柔らかく、ミネラルを感じさせる香りもあって、ちゃんとおいしい。炊飯した時との違いは、表面がやや水っぽいことだ。

 孤高のキャンプ飯は、従来のアルファ化米と生米の中間のような存在に思える。手間と燃料が節約できる点はアルファ化米だし、それでいて炊飯して作る点は生米のよう。さらにスタッキングのしやすさ等まで考慮すると、従来品から乗り換える価値は十分アリだと思う。

 

●今回の商品情報

アルファー食品「孤高のキャンプ飯」

https://www.alpha-online.jp/items/234

国分北海道「缶つまJAPAN 北海道産ふらのポークチャップ」

https://www.kokubu.co.jp/brand/104/0417512.html