長野県の白馬八方尾根は、北アルプスの白馬連峰山麓に点在する山岳リゾートのひとつ。冬季は広大なスキー場でゴールデンウィークまでスキー・スノーボードを楽しめ、初夏から秋にかけては、山麓からゲレンデトップまで上がれる「八方アルペンライン」が運行している。また、うさぎ平まで上がれるゴンドラはワンちゃんも乗車可能。愛犬との高原レジャーから、絶景「八方池」へのハイキング、期間限定の星空観察会まで、さまざまなスタイルで自然を満喫できる。
■八方アルペンラインで行く、絶景「八方池」トレッキング

八方アルペンラインは、八方ゴンドラリフト「アダム」とアルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトの3つを乗り継ぎ、山麓から標高1,830mまで向かうルート。第1ケルンと八方池山荘があるリフト山頂が入山口で、ここから約1時間のトレッキングで神秘の池「八方池」に行くことができる。
尾根沿いに登る右回りと、尾根を迂回しながら進む左回りの2ルートがある。八方池の魅力は、なんといってもバックに白馬三山が広がる絶景。標高2,060mに位置し、真夏でも涼しく非日常を感じられる。



■ペットとゴンドラ乗車が可能に!

白馬八方尾根では、昨季からグリーンシーズンにおいて八方ゴンドラリフト「アダム」への愛犬乗車サービスをスタートさせている。ワンちゃんと一緒にゴンドラで標高1,400mのうさぎ平まで行き、清涼な高原をのんびり散策できる。フィールド内にはタープ付きの休憩ポイントも設置。ここで愛犬とくつろぐことも可能だ。


■絶景とグルメが楽しめる「うさぎ平テラス」

ゴンドラリフト山頂、うさぎ平テラスにはレストランやカフェがあり、休憩スポットに最適。カフェスタンド「八方 うさぎ平カフェ」では、スターバックスの本格コーヒーや、大人気の信州りんごソフトクリームを提供。高原散策や登山の疲れを癒してくれる。
また、ランチにぴったりなのが「カフェテリアYETI(イエティ)」。イチ押しメニューは「ふわとろたまごのチキンライス」だ。カフェテリア内にはランドネプロデュースによるくつろぎスペース「お山の休憩所」が用意されおり、アウトドアの雰囲気に包まれながらリラックスできる。





うさぎ平テラスの建物の上には、真夏のビーチにいるような「Hakuba Mountain Beach(ハクバ・マウンテン・ビーチ)」がオープンし、オリジナルフードを味わいながらビーチリゾートにいるような気分になれる。
また、屋外に設置された、絶景オープンテラス「OAKLEY Terrace(オークリーテラス)」もこのエリアの名所のひとつだ。斜面にせり出すように設置されたテラスからは、眼下に白馬村の街並み、遠くには八ヶ岳や浅間山などの山々が見渡せ、開放的な景観が心を癒してくれる。


■天体ショーや音楽フェス情報もチェック!

白馬八方尾根では毎年恒例の「天空の天体ショー」を今季も開催。期間限定で開催されるこのイベントではナイトゴンドラの特別営業を行い、うさぎ平テラスで満天の星空を鑑賞しながら、天体専門の講師が星空について講義してくれるというもの。双眼鏡の貸し出しや、天体望遠鏡も用意されているので、ゆっくり星を鑑賞できる。完全予約制なので、日程や申し込みについての詳細は公式サイトをチェックしてみよう。

また今年のグリーンシーズンの注目として、長野県最大級の音楽フェスティバル「白馬マウンテンフェスティバル」が、2025年9月20日~21日に初開催される。フェスティバルは、長野冬季五輪の舞台になった白馬ジャンプ競技場をメイン会場とし、白馬八方尾根うさぎ平、スノーピークランドステーション白馬による白馬村内の3つのステージで展開。
この時期の白馬八方尾根は紅葉と北アルプスのコントラストが楽しめ、特色のある3つのステージをめぐりながら、国内外アーティストによるライブパフォーマンスを満喫できる。
白馬八方尾根は初夏から秋までさまざまな楽しみが目白押しだ。
●「白馬八方尾根 八方アルペンライン」概要
住所:長野県北安曇郡白馬村北城4258
電話:0261-72-3280
夏季営業期間:2025年6月7日~11月3日
営業時間:8:00~16:50
※季節により変動あり。詳しい時間は公式HPにてご確認ください。
アルペンライン往復: 大人(中学生以上)3,400円、子ども(小学生)2,200円
ゴンドラ往復:大人(中学生以上)2,200円、子ども(小学生)1,320円、ペット1匹700円
天空の天体ショー参加費:大人2,600円、子ども1,600円
駐車場料金(ゴンドラ前のみ有料、予約スペースあり)
※期間限定、完全予約制
ペット乗車可能期間:2025年6月7日~11月3日(祝・月)
駐車場料金:無料(一部有料)
アクセス
車:長野道・安曇野ICより約50km
電車:JR大糸線・白馬駅より車で5分
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