■包む素材で焼き上がりはどう変わる!?
焼き上がったさつまいもの見た目や香りを比べてみましょう。
まず、Aの「アルミホイル2重包み」から。焦げ付きはしませんでしたが、さつまいもの表面が一番乾燥していて、割ってみると中心がパサパサでした。少し焦げた香りがあります。
次にBの「濡れ新聞紙+アルミホイル」は、湿らせた水分がだいぶ抜けて新聞紙は焦げました。しかし、さつまいも自体は焦げ付かず皮面はしっとり。Aのアルミホイルだけで焼くのとは違う香ばしい香りがします。
最後に、Cの「濡れクッキングペーパー+アルミホイル」は、焼いた後もペーパーにまだ少し水分が残ったままで、焦げ付かず、皮面もかなりしっとり感あり。焦げた香りはほとんどしません。
気になる結果ですが、濡れ新聞紙を使うBの焼き方が、しっとりホクホクな食感で香りや見た目も含めて焼き芋らしく、私たちの中で一番美味しいという結論でした。水分量の少ないさつまいもを使う場合は、よりしっとり仕上がるCの濡れクッキングペーパーが一押しです。
同じ方法で、じゃがいも、かぼちゃ、里芋などを蒸し焼きにしても美味しいので、焚き火で温まりながら、いろいろな焼き方を試してみては?
分量や手順の詳細はインスタからもご覧いただけます。
https://www.instagram.com/yum.sotogohan/
次回は、寒い季節にぴったりな「アボカドとサーモンのホイル焼きグラタン」をご紹介します。
お楽しみに!