■火の粉にも強いコットン素材だから安心

 幅が60cm、奥行きが66cmとなかなか大きなサイズなので、ゆったり座れるのもメリットです。実際に座ってみると、体を包み込んでくれるようでとても安定感があります。

 「素材はコットンなので、焚き火の火の粉にも強く、安心して使えます」(加藤さん)。右サイドには、ポケットが付いていて、カップやボトル、スマホや小物類などを入れておけるのも便利。背面にもポケットがあり、小物はもちろん、収納ケースを畳んで入れておくと、頭部のクッション代わりにもなります。

カップやボトル、スマホや小物類などを入れておける

 カラーは、カーキ(緑系)、タン(茶系)、ブラックの3種類。フレームは取り外して小さく畳めるので、付属の収納ケースに入れて持ち運びもラクラクです。

■ゆったりとあぐらをかいて焚き火を楽しめるチェア

 もうひとつ、加藤さんお気に入りのユニークなローチェアがあるそうです。「焚き火を鑑賞するときは、できるだけ低くなって近づきたいんです」(加藤さん)

 ということで挙げていただいたのが、「撥水スーパーローチェア」。 アルペンアウトドアーズという、オリジナルブランドの製品です。こちらはコットン素材ではないですが、撥水性に優れたポリエステル素材を採用しています。

アルペンアウトドアーズの「撥水スーパーローチェア」

 「座面の高さが11cmしかないので、座ると、あぐらスタイルになります」(加藤さん)。座面の幅が53cmとゆったりしているので、あぐらをかいても窮屈感はありません。これはもう“アウトドア座椅子”ですね。

座面が広いのであぐらをかいても窮屈感がない

 広げるだけで設営でき、片付けるときはサッと折り畳めるので、面倒な手間はいっさいなし。ハンドルが付いているので、持ち運びも簡単です。ただし、素材は難燃性ではないので、焚き火に近づきすぎないよう、ご注意を。

 焚き火を楽しむには、やはりロースタイルが似合います。そこに、座り心地が快適なチェアがあれば、ゆったりとした気分で焚き火が楽しめるでしょう。取材中も、お客さんが「スゴイッス」に代わるがわる座っていて、みなさんびっくりしたような表情で座り心地を堪能していました。気になる方は、ぜひ一度座ってみることをおすすめします。

 

【商品情報】
スゴイッス C1-774-TN(DOD)
素材/生地:コットン、生地補強材:600Dポリエステル、フレーム:アルミ合金、ナイロン
サイズ/使用時:幅60cm×奥行き66cm×高さ69/86/90/94cm(最長部)、収納時:幅39×奥行き46×高さ11cm
重量/2.3kg
静止耐荷重/100kg
価格/12,100円
https://www.dod.camp/product/c1_774_tn/

撥水スーパーローチェア(アルペンアウトドアーズ)
素材/座面:ポリエステル、フレーム:スチール、肘掛け:天然木
サイズ/使用時:幅65cm×奥行き58cm×高さ53cm、収納時:幅65cm×奥行き12cm×高さ47cm
重量/約3.0kg
耐荷重/80kg
価格/3,999円
https://store.alpen-group.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?pid=7315090734-0001&bid=1766

【取材協力】
アルペントーキョー [Alpen TOKYO] アルペンアウトドアーズフラッグシップストア新宿店(東京都新宿区新宿3-23-7 ユニカビル)
https://store.alpen-group.jp/

加藤祥太さん
プロフィール/アウトドアブームに乗り遅れまいと、7~8年前にキャンプに挑戦。一気にハマり、いまでは月1回ペースでソロキャンプを楽しんでいる。焚き火も大好物で、調理師免許を生かしたオリジナル料理とお酒でまったり過ごすのが最高のひととき!

お話をうかがったアルペントーキョーの加藤祥太さん