冬キャンプの楽しみといえば「焚き火」。体を温めてくれるのはもちろんだが、揺らめく炎をぼんやりと眺める時間は極上の贅沢だ。しかし、寒さが厳しい冬のキャンプでは薪代として一晩で数千円かかることもあり、手痛い出費となることも。

 本記事では焚き火を存分に楽しめるよう、お得に薪を入手する方法を3つ紹介する。これからの冬のキャンプでの充実した焚き火ライフのため、参考にしてほしい。

■1. キャンプ場付近の「道の駅」で購入する

「道の駅」では地産の安価な針葉樹や広葉樹が手に入る

 キャンプ場近くにある「道の駅」では、キャンパー用に薪やキャンプ用品の販売をしていることが多い。道の駅で販売されている商品は地元の生産者によるものが多く、流通コストがかからず、薪も一般的な価格よりも安価で販売されていることがある。

 多くの道の駅では、スギ・ヒノキ・松など油分が多く着火しやすい針葉樹と、クヌギ・ナラ・サクラなど火持ちの良い広葉樹が販売されているが、薪の種類や太さなど選べることも多い。

■2.「不用品を譲渡できるサイト」で取引する

 自分が譲りたい物とそれを求める人が個人間で取引できる「不用品を譲渡できるサイト」では、家具や家電の取引が主流だが、「薪」や「木材」といった品目での取引も数多くある。

 多くの地域で林業家や造園業者などが事業で伐採した木材を格安で提供しており、中には非対面で気軽に取引できるものもある。薪の形状はすぐ使える物から丸太状のものまでさまざまなため、掲載されている画像を確認して自分に合った物を取引するとよいだろう。

 また、一般家庭で出た木の廃材や庭の木枝をカットしたものを無償で提供してくれるユーザーも数多くいるため、自分が取りに行ける範囲を設定して検索することをおすすめする。

■3. 薪ストーブなどを販売している会社で購入する

筆者が訪れた薪販売所ではコンテナいっぱいの薪20kgが1,650円。ガラ袋に入れて持ち帰るスタイルだ
すべての薪が広葉樹で、細割か太割か選ぶことができた

 薪ストーブや薪割り機などを販売している会社では、薪自体を商品として販売していることがある。配送の場合、配送料がかかるため高くついてしまうが、対面販売であれば大量の薪を安く購入できる。

 筆者が実際に訪れた販売所では20kgの広葉樹を1,650円、1kgあたり82.5円で手に入れることができた。キャンプ場で5kg 600円、1kgあたり120円程度で薪が販売されているのを見かけたことがあるが、これと比較すると格安である。

 筆者の場合、20kgの薪で4、5回の冬のキャンプを過ごすことができるため、1回のキャンプにおける薪代は330~420円程度で収めることができた。

■薪代を気にせず存分に焚き火を楽しもう

焚き火で冬のキャンプシーンをエモーショナルに彩ろう

 冬のキャンプに欠かせない焚き火。薪代の節約は、そんな焚き火を心から楽しむためにも重要な要素だ。確かに現地で必要な分を必要なだけ調達するのは荷物が少なく済み、手間も省けるが、冬の夜長を安心して暖かく過ごすためにも、事前に安い薪の購入を検討してみてはどうだろうか。