■2つに色分けされたアウトソールで歩行をサポート
もうひとつ特徴的なのがアウトソールで、「ビブラム・トラクションラグ」という新しい機能を搭載したソールが使われています。写真を見ると、ソールが2色に分けられているのがわかります。
この黒い部分とパープル色の部分とではソールの傾きやクッションの厚み、設置面積などが変わっていて、「歩くときは、かかと外側のパープルの部分から着地をして、母指球のほうに色に沿って体重が抜けていくようにできているんです」(難波さん)
歩行時の牽引力を高めるために、独自の「エリカシステム」が採用されているのもポイント。体重移動を均等にすることで、衝撃を緩和して足を疲れにくくしています。
また、「ラグとラグの間が少し広めになっていることで、小石などが詰まりにくく、結果としてグリップが良くなるという効果もあるんです」(難波さん)。「メガグリップ」が乾いた面だけでなく、濡れた路面でもしっかりグリップしてくれます。
■デザインもオシャレなユニークモデル
「ロケットミッド DFS GTX」は、2本の靴ひもを使用し、さらに、2種類の素材を使用した機能的なソールを装備するという、なかなかユニークなモデルです。デザインもオシャレで女性に好まれそうな印象があります。
アクはイタリアの登山靴メーカーですが、石井スポーツとの協力で日本人向けの製品作りを推進しています。今後もこういったユニークなモデルが登場すると、選ぶ楽しみが増えてうれしいですね。
【商品情報】
ロケットミッド DFS GTX(AKU)
参考価格/27,500円(税込)
アッパー素材/FIBER FABRIC+MICROFIBRA
サイズ/22.0~26.0cm(ウィメンズ)
高さ/ミッドカット
https://www.yodobashi.com/product/100000001007672222/
【取材協力】
石井スポーツ 登山本店(東京都千代田区神田神保町1-6-1 タキイ東京ビル2階)
https://www.ishii-sports.com/shop/honten/
難波花英さん
プロフィール/大学時代にワンダーフォーゲル部に所属し、登山に夢中になる。最も感動した山は、日本三霊山である白山(石川県)。シューズ選びの専門家「JAFT認定 スポーツシューフィッター」の資格を持ち、日々、登山の魅力や装備の重要性を多くの人に発信している。