■熱々の揚げたて。フワッフワな白身の上品な天丼
衣が多少分厚くなってしまったのはご愛嬌。薄くついても、分厚くなってもそれぞれおいしいのも、天ぷらの懐の深いところです。炊きたてご飯に揚げたての天ぷらをのせたら、仕上げの天つゆは小ボトルに入れておいた麺つゆで汁だくにしました。揚げたてにかけると、ジューっといい音がします。
「渓流岩魚天丼」の完成です。
早速いただくと、フワッフワの身に衣が適度に油分とサクッと食感を補っていて、非常に美味! 半身のさらに半身の天ぷら1枚で、白飯1/2杯くらいを一気に平らげてしまいました。残りは正気を取り戻して、味わいながらゆっくりと噛み締めました。ご馳走様です。
もちろん、個人的な好みもあると思いますが、淡白な大きめの川魚の食べ方として、天丼はひとつの到達点ではないでしょうか。
皆さんは、どんな川魚の調理法がお好きですか? おいしい食べ方を知っている方は、ぜひ教えてください。